俳優 Benicio del Toroは、日本ではファーストネームを「ベニチオ」と書いていることが多いが、実際は「ベニシオ」なんだけどなぁ～。イタリア人の血がちょっと入っていても、プエルトリコで生まれたプエルトリコ人なのだから、正しくは「ベニシオ」なのである。本人に聞いてみても、「ベニシオ」って言うと思うよ。だからこのブログでは、彼のファーストネームは「ベニシオ」と書く。でも呼び名は「デルトロ様」で行く。この人に関しては「様」を付けたい風格があるからね。
このデルトロ様、コワモテだけれど妙な色気もあり、何となく気になる。悪党を演じれば徹底的に嫌いになるが、ちょい悪役では母性本能をくすぐられる。影ある正義感を演じればニヒルで恰好いい。癖が強過ぎて、女性の中で好き嫌いが二分されるタイプかも知れない。
驚くなかれ、若い頃のデルトロ様はかなりのハンサム。魅力は目。いつも眩しそうに細めている感じの目。時には眠たそうにも見える。小さい目が魅力的なのである。プエルトリコからスペインを見上げているような上向きの鼻筋もいい。ちなみに彼はスペイン国籍も取得している。
プエルトリコのブラッド・ピットとの異名もあり、似ている気もする。陰陽で例えるならば、ブラッド・ピットが「陽」で、デルトロ様は「陰」か。デルトロ様の性格は「陽」だと思うけどね。
デルトロ様2枚
ブラピ
デルトロ様は実はしゃべりも魅力的。俳優の綱島郷太郎によるインタビュー動画を1分41秒のところから是非見て欲しい（日本語字幕あり。）デルトロ様のユーモアや人柄の良さを垣間見ることができる。
こちらは映画「トラフィック」（2000年公開）でアカデミー助演男優賞の受賞時のスピーチ。デルトロ様33歳。名優のオーラがある。
スターウォーズのワールドプレミアでスペイン語でのインタビュー。ユーモアがあって面白い。デルトロ様のスペイン語はプエルトリコのアクセントだね。リッキー・マーティンも似たような話し方をする。
これはデルトロ様がひとり娘デライラ（Delilah）をスターウォーズのワールドプレミアに連れて行った時のインタビュー。娘はこの時6歳。横にいる女性は彼の姪っ子。スター・ウォーズ／最後のジェダイではDJ役を演じた（私はスター・ウォーズの「続編もの」のファンではないので観ていないが。。。）
娘デライラの母親は誰？ 皆さん、驚いてはいけませんよ。ロッド・スチュアートの娘のキンバリー・スチュアートなのです！
キンバリー・スチュアート
子供はいるけれどふたりは結婚はしていない。キム（キンバリー）が妊娠したとき、デルトロ様は「結婚はしないし、交際も望まない」と言い切ったのである。キムもそれを受け入れた。デルトロ様は本人の公言どおり、独身のライフスタイルをエンジョイしている自由人なのである。キムは2011年8月21日に娘を出産した。
しかし、ここからがデルトロ様の凄いところ。父親としての責任はしっかり果たしているのである（まあ、当たり前のことなんだろうけれど）。キム側主催のファミリーイベントにはきちんと出席し、休暇も一緒に過ごしている。
歳を重ねいぶし銀のような風格でますますいい俳優になっていくモテ男のデルトロ様（ここでも「毛量とメガモテの法則」が生きている。。。）
もうすぐ前期高齢者の私は悩むのである。休暇をロッド・スチュアート一家と過ごす？ 滞在先での部屋割りはどうなる？ キムのことは子育てのパートナーと割り切っているから別部屋？ 頭が混乱する私に向かってデルトロ様はきっとこう言うんだろうな、MIND YOUR OWN BUSINESS!（余計なお世話だよ!）