例年と異なり、フランス居住歴のある人間にとっては、どっち派であっても大切な7月4日キャトールズ・ジュイエに仕事を休むことができたので、翌日に向けてアップロードします。公開初日にはまだ誤入力が多かったので、少し訂正しました。いつものことですかね。2012年はマクドナルドに一度だけ赴き、行列に並んでいるうちに春の新商品のマックバゲットがないことがわかり、列から出て、二度とマクドナルドに行かなかったのですが、日本でも行かないままでいます。親戚が来たときに買ってきてくれたものは食べていますが。ビールでも出してくれれば仕事帰りにでも行きたいのですが、昼はとにかく待つのが面倒ですね。分類としては、ハンバーガーもホットドッグも、パンに何かを挟んでいるということではサンドウィッチです。もちろんせっかくのフランスでしたから、バゲットサンドを齧る、留学時代に自分の台所をもつ前の、短い下宿時代に学食の昼だけの持ち帰りとしてあった、とにかく長いバゲットに具を挟んで、定食よりも安いサンドウィッチの記憶もあります。学食だとパンもハムも低品質ですが。あとは、肉の質は高いけれどもパンのレベルの低い肉屋、パンのレベルは高いけれどもハムが職人づくりではないパン屋、と朝市で買ったりしましたが、結局、パンの屋台で薪で焼いた職人づくりのバゲットを買って、職人の肉屋の屋台でハムを買ったものを自室で挟む、という、朝市のある日のパターンを繰り返しました。これだとどちらも職人づくりなので、添加物がほぼ皆無のはずなんですね。旅の間は全部現地風が基本で、和食は日本に帰ってからでいい、ということで試しに蕎麦屋に一度行っただけでしたが、居住中の自炊は、洋風だけだと健康的にどうなってしまうかわからないので、昼に米飯と汁物をつくったりしていました。週二回の朝市のある日は、パンもハムもポテサラもよいものがあるのでそれを買ってきて食べました。飯炊きもけっこう手間で、炊飯器などというものは持っていないので、毎回キャッスロールで鍋炊きしていたのです。朝市で自由にフランス語でやりとりできて馴染みになってしまうと、身体に悪いかもしれないスーパーのサンドウィッチは買わなくなっていたのですが、やはり旅だと短期間ですが復活しました。まあ、あのまま死んじまっても良かったわけですからね。といっても、死ぬ前に食べたかったのは、複雑な味、というよりはシンプルなもののぶつかり合いです。なんだかいろいろなものが入っているから美味いように感じる、という売り方の多い日本を一時的に出ての久しぶりのヨーロッパでは、もっと鮮烈な素材のぶつかり合いをふたたびタイケンしたかったのです。日本ではテーブルでウスターソースやケチャップを大量にかけて味を潰してしまうことが多いのに比べると、フランスではマスタードをつけるかどうか程度のものであることがほとんどです。シェフがその前に塩胡椒は決めています。イタリアも、スペインも、ドイツもスイスもオーストリアもそうです。英米は行ったことがないので知りませんが、西洋では下味を付けないというのは、英米か、あるいはヨーロッパではセルフサービスの食堂の付け合わせの話しかと思います。お替わり自由の野菜をしょっぱくしてお替わりできないようにしてしまうのは悪徳商法でしょう。そんな店、むしろ私は日本でしか知りません。テーブル調味料そのものは、国や地方によっていろいろあり、スイスでは化学調味料入りのものもありますが、料理そのものはテーブルであえて何も付け足さなくても良い味になってから出てきます。
 2012年の旅でのジャンボンブールは、カフェとチェーン店でビールとともに食べましたが、ポーの日曜日では、午前中だけ開店していたパン屋で持ち帰り、丘のベンチで手持ちの缶ビールとともに食べたりしました。ただ、11年前のこの時期はパリのホテルが高かったので、ぎりぎり周辺のホテルを流れ歩いていて、ホテルにチェックインするときは掃除が済んでいるので、買い物をするときに近所のスーパーやハイパーマーケットで工業製品ですが、そこのサンドウィッチをなるべく安く買って、部屋でビールかシードルを飲みながら食べていました。パリ内部でのホテル移動のようなものなので、昼前にチェックインできたりするわけですね。連泊だと清掃がいつ入るかわからないのですが、初日なら清掃済みなので、持ち込み飲食のチャンスでもあります。清掃が入ってこないわけですから、シャワーを一浴びして裸のランチでもいいのですよ。逆に贅沢なんじゃ? フランス語圏では持ち込み飲食もピクニックと言います。ちゃんと店になっている食堂やイートインにPas de picnic iciとあったら、持ち込み禁止ということです。日本でもちゃんと指定業者の入っている宴会場に持ち込みをする違反者が多いようですが、会場費が安いのはその業者が担当することが前提なので、スペースだけあるところを利用するときに時前で飲食を用意するのとはちがうわけで、日本でも海外でも違反はやめましょう。この時期を終えてしまうと、ほんとうに地方への旅に出てしまった時期ので、ホテルにチェックインするときに昼前であることが珍しくなってしまい、昼食をあえてとるよりも、朝は食べていないので夕食だけのところに、郷土料理をとお金をそのぶんかけることになります。移動しての初日に、いっそ夕食一食だけにするならば、一日三食で考えていたらこってり重めと考えていた料理も、すんなりと食べることができます。酒を我慢するのと三食を我慢するのとどちらが大変かは人によるでしょうが、健康のために休肝日をつくったとき、食文化ということでは損をした感じがします。ほんとうに数日にわたる断食などしませんが、プチ断食として、一日一食になってしまった旅の途中などは、いろいろ感覚が凝縮されてその日唯一の食事に出逢う感覚があるので、それまでは快感でもあります。絶食といいながらも、ビールを飲んで内田春菊流の麦ごはんというのはありますが、2012年の旅では、夕食でその日初めてのアルコールと食べ物、という日もありつじた。昔の旅では、固形物摂取ということでは、リヨンのホテルを出てからニースで高速船を手配してからのコルシカが、ニースと、コルシカ到着後に海の状態でちがう到着地になってしまったので、その街で一番高いホテルに飛び込むしかなくて、ニースのカフェでのビール、ホテルの冷蔵庫のミニバーのビール、のあとは、予定の到着地に翌朝行き、魚スープを前菜ですが、断食明けにしました。これが日本で言うブイヤベースでしたね。アラン・ドロンが言っていましたが、サフランを使わないブイヤベースはブイヤベースではなくスープ・ド・ボワッソンです。それはべつに恥じるべき事でもない。なのになぜそれがブイヤベースだと言い張るのか。ふてくされるキムタクに真実を教えたアラン・ドロンはそれから二度と来日していません。そして、もしかしたらそのまま… いや、芸能人はレストランのオーナーでなければ、番組のつけた先生に従って料理すれば番組は成立するわけです。でも、プロも同じようにふてくされるだけで、それについて考えないのでしょうか。今はもう魚が食えないくらい飽和状態の私ですが、マルセイユでブイヤベース、バルセロナでサルスエラ、コルシカでスープ・ド・ポワッソンを食べた私としては、やはり日本のブイヤベースはほとんどがブイヤベースではないと強く感じるので、アラン・ドロンよく言ってくれただったのです。男の美学だけでなく、食の面でも、自分がもしかしたら一番影響を与えたかもしれない日本に、もしかしたら最後にフランスの文化を伝えようとしてくれたことになります。魚料理についてはもう2012年の写真を出し尽くしてしまったし、日本でもほとんど食べるつもりがないので、今回はスーパーのツナサンドくらいになってしまいますかね。マグロはフランス語ではThonです。トンですが豚ではありません。イタリア語ではトンノで、ドイツ語だとトゥンフィッシュ。ボッタルガのときにサルデーニャでのカラスミ体験について書きましたが、あれでレストランからペンションに転じてしまった囲い込み店主は、まぐろステーキについてはトゥンフィッシュと説明しました。そうなのです。それだけイタリア語ができるだから、フィレンツェかペルージャの学生だろ、と言ったオーナーがイタリア語の次に説明してきたのはドイツ語でだったのです。そして私もイタリア留学中ではありませんでしたが,中部フランク王国だったロタリンギアの学生だったので理解してしまったのです。いずれにしても、フランス国内旅行で、そのフランス語ならフランス在住ですね、と言われたことは大昔のボルドーでもあったし、2012年もなぜフランス語ができるのですか、とか、ドイツ語をどこで習ったのですか、というのはありましたが、普通にイタリアの大学の学生たろ、と言われたときの快感というのはいまだにありますね。2012年も、ローマのホテルでちょっと日本語を知っている係に、そんなにイタリア語ができるなら、これをどう言えばいいか教えてくださいよ、とか、また思い出たっぷりの滞在にもなりました。だからほかの係もいっさい英語で話しかけてくることがなく、イタリア人と同じ扱いですね。そういうことがね、今はもう食べないマグロをサルデーニャで食べた思い出ともつながっています。そして、シーチキン的なツナとしては、日本では最近はま寿司のサラダでの定番になったのでたまに食べたりはしますが、2012年はあの時期のサンドウィッチ、あとはストラスブール最終滞在での失敗ピザですね。自腹ではなく、親友のおごりなので、深く追求はしません。その後、あれが最後のマグロにはならず、帰国後に回転寿司でトロは食べていますが、もう去年末からふぐとくえを食べたことで、もうツナサラダでしかマグロは食べなくなりました。
 いずれにしてもスーパーやハイパーで買ったサンドウィッチは、工業製品であり、日本では当たり前のように添加物だらけですが、けっこう欧米人の感覚では気になるものではあります。コンビニの米が油まみれで危険という話もありますが、一般的にはコンビニのパンに添加物が多く使われているので、そのうえに具材も、となると、おにぎりのほうが安全ということにもなります。私が日本の自慢のカニカマがフランス売れていることに喜ぶことができないのは、発癌性物質の不安を払拭できないからです。ポリリン酸無添加を保証した商品をもっと国内外に向けて出すべきです。最近はホリエモンの化学調味料肯定論もありますが、私も美味しんぼの絶対追従者ではなく、美味しんぼのオーストラリア賛美には、活け造り禁止の国の食文化って…と思うわけですが、見た目、感傷論はともかくとして、人体に有害な物質については、やはり考えてしまうのです。化学調味料については、プロが使うのは感心しませんが、家庭なら専業主婦なら、昔の大家族の台所でのダシ取りをやるべきながら、働いているならそんなわけにいかないので、添加物嫌いの私も認めざるを得ません。ただ、プロが市販のソース、調味料に依存するのは、プロとして情けないと、ヨーロッパのスローフードの中で生きてきた身としては思います。2012年の旅では、親友のレストランがBIOレストランだったので、朝の挨拶でベルギーのBIOビールをもらうだけでも、身体洗われる感じはありました。正直な話、日本ではこのシーンがほとんど無いんですね。日本ではむしろおびただしい量の添加物により、日常軽く毒を溜め込んでいる状態であると、かつての帰国から2012年の旅までずっと感じていて、もちろん酒、肉、の旅で、血と林はなかったし、肉もあっちの意味は皆無でしたが、よくわからない成分を排斥するということでは、毒抜きの旅でした。そんなわけで、製品をホテル流れ歩きのたびに初日に買い込んで部屋で食べたパリ周辺流れ歩きの時期は、たぶん体内に毒物を、日本にいるときと同じように溜め込んでいるのかなと思いながら、弱いアルコールとともに食していました。旅の時間が短いなら絶対にやらないで、レストランに行くべきです。私もあの時期にはやりましたが、あとはスーパーで買うのは酒ばかりで、パンとカンコイヨットをストラスブール最終滞在で買いましたが、これは自作サンドのためなので、売っているから買うことができる、普通のフランス語で言えばディスポニーブルですが、ファッション用語で言えばプレタポルテのものを今回は。2012年はスーパーではバゲットサンドを選ばなかったので、食パンに近い英国パンとちょっとフォカッチャに近いものなどあります。日本に比べると、ヨーロッパは成分表示をちゃんと読む人が多いので、添加物も日本ほど多くないと思いますが、ショートニング王国の日本というのもどうなんでしょうかね。地方の銘菓なども食感のためにショートニングを多用し、本物のバターを使ったものは重くて高いということで避ける傾向が顕著です。これでいいのでしょうか。ショートニングが本当に安全なら、なぜ海外で禁止されているのでしょうか。べつに工場製だっていいのです。小さな工房よりも衛生管理がしっかりしている場合が多いし。問題は成分で、それが、私がフランスで日本製品として売れているスリミ、つまりカニカマの賛美に加わることができない理由でもあります。あの旅ではスリミサンドは避けました。輸出に耐える保存性となると、あまり自然なものとも思えません。
 昔の私なら、イタリアで部分ではパニーノとも考えたところですが、2012年、死んでしまったら人生最後のイタリアかもしれないので、できるだけリストランテでということでサンドウィッチだけで済ませた昼がありません。昔はミラノの駅スーパーのパニーノが素晴らしくて、フランスに帰るときにはたびたび買っていましたが、進化と同時に退化もあるのが歴史というもので、2012年にはなくなってしまっていたので、やはり2012年のスーパーでの買い込みのサンドウィッチというと、パリ周辺ホテル流れ歩きということになります。バゲットではなく食パンに近いものでなるべくちょっと殻が入っているとか、そういうものに、肉は鶏肉中心ですね。マグロが入っていることもあったので、あの旅では魚摂取がほとんどなかったわけですが、これでも食べていることになります。シーチキンサンドのようなものですね。ただ、私なので、どうせ日本もフランスもパンは添加物だらけと思いつつも、ただの食パンではないものをと考えて全粒粉のものなども選んでいました。逆に日本だとコンビニやスーパーでは手に入りにくいわけでして。日本のスーパーマーケットやコンビニはすごいのですが、それは日本に帰ってからとして、初旅行ではないから、フランスのほうが優れた部分も知っているわけで、降参の旗をあえて上げるくらいのつもりでした。具材については日本もフランスもそれなりに添加物だらけで、パンもそうでしょうが、フランスの場合は白パンだけでなく、もう少しいろいろあるという具合でしたね。


 ここてはバゲットサンドではない工業製品を食べ続けたパリ周辺流れ歩きのときのものを思い起こしました。しかし、もうすでに発信したように、バゲットサンドは、典型的なジャンボンブールのような全国的な定番があります。そして、日本ではその典型を出している店はフランス系のパン屋でもほぼなく、自作での再現となるとパンの質だけでなく、そもそもハムといいながら原義の腿肉ではないロースハムという悲劇があります。私だけでなく、ヨーロッパ居住経験が何年もある人ならば、これは偽物だと思いながら、日本のハムは雑肉ごちゃまぜでいいんだよ、という言説の前に遠慮してはっきり言わないかと思います。だから、真実のブログとしては言います。腿肉以外はハムではありません。ソーセージです。そのうえで、それと関係ない添加物の可能性の高いサンドウィッチを試したのが、パリ市内のホテルが高いので、ぎりぎり外のホテルを流れ歩いたあの時期でした。
 ヤホー時代に、フランスのスーパーマーケットについて、巨大なハイパーマーケット、イーペルマルシェ、普通のサイズのシューペルマルシェ、そしてコンビニサイズのシュペレットと紹介してきましたが、なにぶんシノギの仕事もあるので、どのくらい記事を再現できるかはわかりません。2012年に関しては、もうその何年も前にマンムート(マンモス)という、ジェラール・ドパルデューが出ていたヴァルスーズという映画にも出てきたチェーンがオシャンに完全に吸収されていましたが、パリでは治安を気にしても仕方ないロンドンからの長距離バスが発着する地下鉄ガリエニ駅の上にあるバニョレのオシャンと、ジャンティイ宿泊のときにクルムランビセトルのオシャンを利用しています。じつはストラスブールではバーベキュー会場の市外の市民農園に行くためにオシャンのあるオットピエールで市電からバスに乗り換えるという、土地勘がなければわけのわからないところで変な奴らに囲まれることもありえるところで、招待主のフランス語が正確に聞き取れなければ不可能なことをしていますが、オシャンは横目に見ながら入っていなくて、もともとマンムートがあったのがオシャンになったシルティガイムとイルキルシュには行っていません。のちの情報ではシルティガイムのオシャンは閉店したということですが、居住時代にはどれも、今なら交通費をかけてもドンキに行くような感覚でした。ちなみにドンキが、ドン・キホーテではなくドンキ・ホーテだと思っていた人がかなり多いというネット記事を見て、教養がないだけ、と書き込んだのですが、店の名前に教養? というあきらかにセルバンテスを知らない人の返信があり、やはり教養の問題かなとなおさら思いました。巷の適当に名付けられた店の数々に慣れきっているので意味を考えもしないのだと思いますが、ドンキはドン・キホーテだから安売りで世の中に挑戦する姿勢を前提として受け取りながら、他店との比較を私はしてきましたが。そんなこと考えない人がいてもいいのですが、意見できると思っているのはなんなのでしょうかね。ドンキそのものはセルバンテスを踏まえているわけですからね。別にスペイン語を学ばなくても、中学生用の英語の副読本にもあるわけで、そんな勉強までしなくてもいいけれども、それでネットに書き込んでわざわざ馬鹿を晒さなくてもと思います。私も良く知らないサッカーの話には入り込まないわけでして。ゲームはまったく見ないですね。
 カフェやパン屋で食べたジャンボンブールは、最初はパリでしたが、あとは地方都市の昼食ですね。日曜はとくに店がかぎられます。ケバプというのも選択肢でしたね。これもファラフェルと同様サンドウィッチですね。このへんはまたフランスのエスニック料理としてみなければならないと思います。あの旅で最後のパリ滞在でのサンドウィッチはパリで一番有名なファラフェルの店の隣のファラフェルでしかたが、フランス風ということでは、やはりストラスブールで食べたリヨン風でしょうかね。ストラフブール風サンドウィッチというものを提供している店があるとすれば、ドゥミバゲットにストラスブール風ソーセージ、クナックを二本ということになりますが、昔それを提供していた旧税関の美術館の下にある店はあのときはそれをもう提供していなくて、朝市のそれを食べた屋台も、あのときは骨付きハムとイモのサラダを最優先して、それを食べていません。飛行機の中でもとなると、パリ・ミュンヘン便のルフトハンザでちょっとだけ具の入ったクロワッサンがありましたが、隣の老夫婦が、これはフランスのじゃないからね、と強調して、私も、わかってますよ~ という具合で、解凍に失敗して水分が発生していました。フランスではクロワッサンは朝食で珈琲にびちゃびちゃ浸して食べるものなので、あまりサンドウィッチのパンにはしないのですが、するときはヴィエノワズリー、つまりウィーン風のもの、というジャンルになります。だから具の入ったクロワッサンを食べたのは、スイスのバーゼル駅でかつてスイスフラン使い秦氏のために購入した鮭ムースのものと、シュペックあたりが入ったウィーンのカフェのものですね。あとは日本で大学の学食で売っていたものでしょうかね。逆にフランスに行く前はそういうものが多いのかと誤解していましたが。
 そんなわけで、バゲットサンドではない工業製品を振り返りましたが、食パンのイメージの英国風パンを使ったカフェめしの定番と言えば、やはりクロックムッシュです。ファラフェルやケバプ同様、またの機会に。思えば、あの毒抜き気分の旅で食べた最大のジャンクフードは、その時期のスーパーで購入したサンドウィッチで、あとは店でつくりたてのものばかり食べています。で、帰国してみると、日本のスーパーやコンビニのサンドは、欧米では禁止されているショートニングがあまりにも顕在しているので、日本のほうが健康的とはとても言えないのです。だから添加物がもう少し制限されているあの西欧旅行が毒抜き気分だったのです。それから何年も日本にだけいると、コロナ期は夜の外食がほとんどできなかったので、スーパーとコンビニの製品を食べ過ぎましたが、現在は外食にすることでできるだけ無添加をいうことで、調べ考えています。それだけにサイゼリヤの深夜営業復活が待たれます。いずれにしてもあの旅では、外食こそちゃんとした食事でした。もちろん友人たちに泊めてもらったときの夕食もちゃんとしたコースで、店で働いているプロが作ったりしていたので凄かったですがね。

【HIS】旅行プログラム