『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞にノミネートされたとネットニュースで知り驚いた


あら?

あれはそういう映画ではないでしょう?


『パラサイト』が受賞してからアカデミー賞には興味が無いが『ゴジラ-1.0』は私自身3回も観て面白かった映画なのですがアカデミー賞は違和感


一応世界的に権威ある賞であるアカデミー賞にノミネートされるのは「へぇ~」としっくりこない


『ゴジラ-1.0』は震電が飛んだり高雄の砲撃シーンやら痛快であり

ゴジラもノスタルジック

物語も今となっては珍しく石原裕次郎が出てきそうな「活躍する男達、それを支える気高い大和撫子」というわかりやすさで郷愁に身を委ね楽しめる娯楽作品だと私は思っていた。


日本人が懐かしく楽しむ映画


細かいことは良いやと面白かったのにそれが何故か米国でヒットしてついにアカデミー賞ノミネート


まず頭に浮かんだのは「男ってやっぱり女に母性を求めてるんだな」だ

我が身を呈して傷ついた自分を守ってくれる母親のような典子は万国共通な理想なんだろうな


男は男らしく、女は女らしくは私も嫌いじゃないからそれは良い


私が違和感を抱くのは…

この映画は娯楽作品でしょう?

観た人が楽しめる映画ということだろう


しかし

アジアのどの国で上映されているのだろう

今現在、私が知る限りどこでも上映されていないのではないか


主にアメリカ、ヨーロッパ、南米の限られた国での公開ではないか


公開されている国で『ゴジラ-1.0』を娯楽作品として楽しむのは良いがアジアが全力で拒否しているには強い意味がある


私はそれを見ずにアカデミー賞ノミネート嬉しいとはなかなか思えない


海外での興行収入すごいね

人気だったね

までで充分ではないか


大昔のイギリスでロンドンに住む日本人が得意そうに「知ってる?日本人はさ『名誉白人』なんだよ、有色人種には許されないことも日本人ならOKなんだよ」と言っていたのを何故か思い出す


日本が世界を見渡せない限りずば抜けた発展は難しいだろうな


いつまで、アメリカに褒められて喜んでるんだよ