言われて嬉しくなる労いの一言は?

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労いの言葉ではないかもしれないが…

もうずいぶん昔、当時の夫から
「いつもボクのつまらない話に笑ってくれてありがとう」
とふいに車の中で言われた

自覚が無かったから
え?と笑ったが
歳月が過ぎて思うにあれが『幸せ』というものか

あれも昔のこと
当時の夫が板前で飲食店を営んでいた。従業員についてきてもらうために私はリウマチをおして誰よりも動いた。私がやって見せなければ「そんな事できません」と言われて終わるからだ。

店にはいろいろな人が働いていた

仕事は抜群に出来るがサービス業としては致命的に態度が悪い人

人当たりは良いが繊細で他の従業員の言葉に傷ついてるのにいつも明るく振る舞っていたので私は彼女の苦痛に気づいてあげられずとうとうパニック発作が出てしまい救急車で搬送された人

仕事を覚えるのに時間がかかったが粘り強く続けてくれて最後には何でもこなせるようになった人

性格はいろいろだったが私はずいぶん助けてもらった

リウマチ悪化で息をするたびに変形した手首がズキンと痛むようになってしまって重い物が持てず布巾も絞れずついには水道の蛇口が回せなくなった

「痛いなぁ」と思うたびにそばにいる誰かしらが小声で
「奥さん、代わります」と言ってくれた。
さり気なく小声で言ってくれるのが天使の囁きのように聞こえた

バイトの高校生が家族を連れて食べに来てくれてご両親から丁寧なご挨拶をいただくと嬉しいというか報われた気持ちになったものだ

ありがたいなと思った
今でも感謝している

ネタの回答にはならないかもしれないが

労いは言葉はもちろんだがそれ以上に
暖かい行動に感じることが多かった

両親や息子との付き合いは良い時も悪い時もあり
特別労いの言葉は意識しないがそこは長年の経験でああ今は喜んでくれてるなとこちらが感じ取ればそれで充分だと思う

私は親や子どもに「ありがとう」「楽しかった」「頑張ったね」くらいは言う