人気アニメ『進撃の巨人』これで完結
漫画と違うシーンが何ヶ所かあったがアニメの方が私は好きだった。
エレンはごく普通の男の子で、ちょっと頭に血が登りやすい性格ではあってもおかしな巨人の力を持たなければ正義感あるしっかり者としてミカサと幸せに暮らしたのだろう
今回のアルミンとの会話でその弱さをさらけ出し泣くエレンの素直な言葉にそう思った。
この『進撃の巨人』の終わり方に強いエレンを望んでいたファンは失望したかもしれない。
何か答えを見せてくれるのを期待していたらやはり失望するでしょう
この終わり方を好かない人が多いときくから…
でも、とんでもない大量虐殺をしでかした人間のリアルはあんなふうじゃないのかしら
大量虐殺なんてするのは異常者かバカでそれ以外の何者でもないし
むしろ救世主じゃないところがますます気に入った
『進撃の巨人』は1話ごとに驚く仕掛けがあり次はどうなるのかと気になり観たくてたまらない、それが第1話から今回の最終話までずっと続いたところが凄い。
時々「それは話の辻褄が合わないじゃない?」と感じる瞬間にはすかさず画面でキャラクターが「それはおかしい」と発言して矛盾をが解かれるので、なるほどと引き込まれる
話し上手な人や魅力的な文章を書く人がいるように『進撃の巨人』はパチンパチンと匠にストーリーを漫画にしてを撃ち込んでくるから目が離せなかった
今回の最終話も心を掴まれて観終わったが
上手く出来てるなぁと感心して観ていた。
エレンの巨大化した骨の白さと次々表れる9つの巨人の白さが年寄りには観にくくて戦闘シーンは何回か観直したが。
20代前半の青年が十数年かけて描いた『進撃の巨人』はエロもご機嫌取りもなく若い人の漫画に対する誠実さを感じ好きだ。
今はそんな感じ