「お菓子を投げ入れる」で思い出した


一昨日、息子は自転車の整備をしていた


長距離サイクリングに出かけるので毎日の整備は必要


場所は団地の駐輪場で屋根は無い


数人のご近所さんが足を止めて

何してるの?と声をかけお喋りしてくれたそうだ


そんな時

駐輪場向い側の棟3階のオバサンがベランダから「これ、食べて」とミカンをふたつ落して来た。


3階のベランダからで息子は棟前の芝生に入りキャッチしようとするも失敗


ミカンを拾いお礼を言うと更に

オバサンがお菓子の入ったビニール袋を「これも」と落して来た


それはキャッチできたが袋が薄くて受け止めると同時に破れた


芝生に散乱するお菓子


息子は拾い集めてお礼を言って持ち帰った


ほらあげると言いながらお菓子を私にくれたのだが

そのオバサンは知ってる人なの?と訊くと

まったく知らないというので

私は驚いた!


見ず知らずの男にお菓子を投げ落してくれたオバサン…


柿ピーが2袋、南部せんべいが4枚1袋、ミニバームクーヘンが2つ、クラッカーが1袋、おびただしい飴


3階のベランダからお菓子を落してくれると言うのがなんとも昭和で懐かしい


私がまだ3歳位の頃アパートに住んでいた。母がアパート2階から外で遊んでいる兄に

「おやつよ」と言ってお菓子を袋に入れて落としていた記憶がある


今の人にはとんでもなく野蛮人かもしれないな


ミカンは高速で落ちてきて怖かったそうだ



上手く撮れなかったがよく見ると大きな蜘蛛の巣がある
午後の日に照り輝いてキラキラと
美しい

この散歩道は誰も通らない
コン、コン、と音がするので何かなと見ていたらドングリが落ちる音だった