朝7時に目覚め文鳥の水とエサを取り替える
胃が重く体がダルい
息子が徹夜で起きていて私の顔をみるなり
「お、機嫌が悪いな」と呑気な声で言うからムッとした
「機嫌ではない、体調が悪いの!」と言い遺し市大センター病院のリウマチ科へ
バス、電車混んでいる
何故9月も末なのに汗が出るほど暑いのだ。夏服ですよ
採血は10分待ち
採血結果が出るまで40分ほど時間を潰す。
この十数年この時間潰しは病院の喫茶でモーニング605円を食べるのが習慣。前回つまり3ヶ月前までは付け添えの卵がゆで卵か小さな冷凍オムレツか選べたが今日は訊かれなかった
後ろのテーブル客の爺さんがフロアースタッフをちょっとちょっとと呼び
「俺はいつものようにゆで卵が良いんだよ」と言ってる
「ゆで卵はもうお出ししてません。オムレツだけになりましたから。」とフロアースタッフが氷のような声で告げている。
「えー!俺はさゆで卵が欲しいの」
私は振り向いてみた訳じゃないが背後の間合いに冷たいものを感じたからそれは多分スタッフのオーラだろう
スタッフが同じ台詞を言い始めると同時に奥さんらしき女性が
「あなた!」「もう無いの!」と発してテーブルは静かになった。
そうか…この十数年通院のたびに食べたり又はこっそり持ち帰ったりした殻付きゆで卵はもう無くなったか。
しんみりする
診察は腎臓の数値が少し高いので水分補給してとのこと
手首のリハビリも強めにやって良いとのこと
薬局で薬を貰い地下鉄へ下りるエレベーターを待っていると
「そんなところに立ってたら降りる人の邪魔だろうっ!」と若い女性の叱りつける声がする
確かに私の前の前に並んでいた婆さんはエレベータードアの真ん前に立っている
まさかお年寄りに怒鳴ってるのか
若い娘がとビックリ
振り向いてみたらロングヘアをゆらゆら帝国のベースマンのようなお姫様カットにして、その目は金色のカラーコンタクトだ!
金色の瞳かあ、そりゃあ年寄にも怒鳴るだろう
とマジマジと見ていたが彼女のお怒りはエレベーターの中でも治まらずパーンッ!と改札階のボタンを叩く。破れちゃうよ
息子みたいであはっと笑ってしまったが
ずっと怒っていたわね彼女
あの身なりだと東京へ行くのだろう
リウマチ科の医師が
コロナとインフルエンザが非常に流行ってますから気をつけて下さいと言っていた
どこもかしこも人だらけだ