みなさま、こんにちは。桂木里紗です。
きょうはお天気はよいですが、風が冷たいですね。
 
きょうは訪問看護を受けた後(F君、いつもありがとう^^)、
家の近所の教会に行って、パーヴォの病気快癒を祈ってきました。
 
教会はこんな感じです。ステンドグラスや、聖母マリア像、聖ヨセフ像も飾られています。コロナ感染を防ぐため、消毒液が用意され、三密をさけるために、座る場所も指定されています。
 

 
教会は誰もいなくて、とても静かでした。
神さまが話しかけてくださいました。
 
「パーヴォのことが心配で来たのだね。でも大丈夫だよ、パーヴォはちゃんと治るよ。君の真摯な祈りで、パーヴォはとても心強く思っていると思うよ(^^♪ 写真を撮っていいから、パーヴォにメールで送ってあげなさいね。安心すると思うよ。」
 
私はビックリしましたが、神さまの声が言うなら、と、写真を撮らせていただいて(神父さま、ごめんなさい)、パーヴォにメールで送りました。
 
「君の真心のこもった愛情で、パーヴォはとても安らかな気持ちで毎日を過ごしているよ。イギリスで一人で過ごしているから、不安だったと思うけれど、異国の愛する女性から、自分を大切に思ってくれているメールが来て、生きる意欲が湧いてきていると思うよ。よく教会に来てくれたね(^^) チコ、君はとっても優しい女性だね」
 
神さまは優しく私の心を落ち着かせてくれて、私はとても安心しました。「パーヴォはどうしてコロナ禍に巻き込まれたのでしょうか。」私が訊くと、神さまは「ロンドンに帰ったからだよ。ロンドンはいま、コロナウィルスが蔓延しているでしょう。あとね、君のことを、どこまで愛しているか、ハッキリしなかったでしょう。それで僕(神さま)が、君たち二人のために、ちょっとおせっかいをやいたんだよ。」
 
私が「えっ?!じゃ、神さまが仕組んだのですか?」と問いただすと、神さまは「でも、パーヴォはこれでわかったと思う。だれが一番パーヴォのことを愛していて、心配していて、いつもパーヴォの傍で優しくしてくれる女性か、ってことが。いつもパーヴォはマエストロだから、いろいろな人たちがお取り巻きでいたけれども、ロンドンで一人きりになって、誰も彼を顧みなくなったときに、ようやく初めて、チコという女性が、献身的に彼を支えているか、ということがわかったと思うよ。ちょっと荒療治だったけどね(^^)」
 
「神さま、私とパーヴォのことを心配してくださったのは感謝します。でも、だからと言って、パーヴォにこんな禍を押し付けるのはひどいです。」と私が怒ると、「ごめんごめん。でも、君たち二人にとって、お互いをどこまで思いやっているか、とても大切なことだったのでね。パーヴォは取り巻きが多すぎる。君に話しかけたくても話せないのは、君が不幸になってしまうからね。僕はパーヴォに、『彼女の無償の愛に、もっと気づくべきだ』と言ったんだ。パーヴォは『もちろん、気づいていますし、僕も彼女を愛しています。でも取り巻きの人たちも、僕を大事に思ってくれているのです。』と言ったので、パーヴォに試練を与えたんだ。」
 
「試練・・・?それが今回のコロナウィルス感染だというのですか?」と私がショックを受けていると、神さまはこう言いました。
 
「取り巻きの連中は、パーヴォがコロナ禍に陥ったと知るや、すっといなくなった。そこで、残ったのは、チコ、君なんだよ。パーヴォは今ごろ、チコこそが、一番自分を思いやり、心配し、愛し、尊敬してくれている女性だと気づいたと思うよ。君たち二人の愛情を強めるために、僕はあえて火中の栗を拾うつもりだったんだ」
 
私はとても困ってしまいました。確かに、パーヴォのお取り巻きはとても多くて、二人きりで話すチャンスがなかなかなくて悩んでいたけれど、パーヴォにこんな犠牲を強いてまで、自分が近づこうとは思わなかったので・・・パーヴォがつらい思いをするのは、私の本意ではありませんもの。
 
「お取り巻きの連中も、チコのブログを読んで、チコという女性の優しさ、愛情の深さに感じ入っていると思うよ。」と神さまは言いました。「ましてや、教会まで行って、パーヴォの健康を祈った。いままでパーヴォをとりまく女性たちで、そんなに敬虔な信仰を持っている女性はいなかったんじゃないかな。」
 
神さまは優しく、私に語りかけました。「洗礼を受けるから信者なのではない。私の存在を信じるから信者なのだよ。君の信仰の深さは、僕はとても嬉しいし、君をなんとしても幸せにしてやりたい。パーヴォがチコを愛するようになれば、チコの病気も治るだろうし、ふたりで本当の幸せを掴めるだろうと思う。この試練を乗り越えれば、パーヴォとチコは本当にお互いに『運命の人』として一生愛することができると思うよ」
 
神さま・・・ありがとうございます。そこまで考えていてくださるなんて思いませんでした。神さまのみこころに従って、私はパーヴォに接していたつもりだったけど、今回のコロナ禍で、こういう危機的な状況でも、パーヴォへの尊敬と愛情が一層深まりました。私は、ずっとパーヴォに、自分の愚痴やら悩みばかりぶつけてしまっていたのですが、パーヴォの心の声は、いつも優しく励ましてくれて、それにずっと甘えてしまっていたのだな、と反省したのです。今こそ、パーヴォを支えて、勇気づけて、励まさなくちゃ!と改めて気づいたのです。そのことに、神さまが気づかせてくださって、本当に感謝しています。
 
神さまは優しく微笑まれました。「やっと気づいたかな?この試練を二人で乗り越えれば、パーヴォとチコは幸せになれるよ。いつも、パーヴォを勇気づけて、優しく接してあげるんだよ。チコが、落ち着いていれば、パーヴォも元気を取り戻すからね。安心してね」
 
私は、ずっと泣いていました。パーヴォに逢いたい、逢いたい、という想いが沸き上がっていて、パーヴォに私の愛を伝えたいと思いました。気づかせてくださったのは、神さまでした。本当に、神さま、ありがとうございます。私の祈りを聞き入れてくださいませ。
 
パーヴォ、もうすぐあなたは元気になりますから、安心して療養につとめてくださいね。
 
あなたの素敵な高いお鼻と唇に、キスさせてくださいね💖
 
ちゅ💑
 
 
 

チコ@リサ(桂木里紗)のmy Pick