みなさま、こんにちは。桂木里紗です。

きょうは、先週の面接の合否が決まる日だったので、ソワソワしながら電話を待っていました。

 

でも、待っているだけではもったいないので、

ハローワークに行って、聞いてみました。

「まだその企業から、合否の連絡は来ていませんよ」と言われたので、数社の紹介状を書いていただいて、帰ってきました。

 

で、私からその企業にお電話を差し上げたのですが、先日お会いした社長さんが「大変申し訳ないのですが、今回はなかったものとしてください」とおっしゃって。

 

ちょっとショックだったのですが、「わかりました。また機会がありましたら、よろしくお願い致します」と言って、電話を切りました。

 

「チコにはショックだったかもしれないけれど、僕はこれでよかったと思ってるよ」とパーヴォの心の声が慰めてくれました。

 

私が「どうして?結構お話が盛り上がったのに、なんでダメだったんだろう」とこぼすと、パーヴォが「最初に社長さんが言ったでしょ。『派遣さんを雇ってしまいました。あなたに会うつもりは最初はなかった』って。で、オフィスの中でなくて、近くの喫茶店で面接したのでしょ?初めから雇う気はなかったんだよ。君が可愛い子だから、お話してみたくなったのだろうね。あと、社長さんはこうも言ったね。『チコさんにご満足いただける仕事かどうか・・ チコさんの経歴は華麗だからなぁ』って。」

 

「うーん・・・・華麗でもなんでもないんだけどね。地道な仕事の連続だし。」と私が言うと、「緒形拳さんと文通したり、高倉健さんに褒められた段階で、すごく華麗な人脈と仕事ぶりだよ(笑)僕、だって高倉健さんとも緒形拳さんともお話したことないもの(笑)」とパーヴォに笑われてしまいました。

 

「社長さんはね、チコを雇う自信がなかったんだよ。チコがいけないわけじゃないよ。ただ、チコはあまりにも優秀だから、見透かされるのが怖かったんだろうね。だから、チコは落ち込むことないよ。 今週末面接があるから、そこに向けて頑張ろう!(^O^)/」

 

パーヴォの心の声がそういって、私の小鼻にちゅ💑とキスしてくれました。

 

「ねぇ、チコ、ほんとに僕が君の恋人でいいの?僕じゃ物足りなくない?」

 

私がビックリして、「そんなまさか!私こそあなたの恋人にふさわしい女性かなぁ? すごく心配だわ」と答えると、

 

「ありがとう、チコ💖」パーヴォはそういって、私をぎゅっと抱きしめてくれました。

 

「僕ね、チコみたいな優秀でやさしく、美しい女性から賛美されて、夢見心地なんだよ。君に出逢う前の僕は、自信を失っていたんだ。それが、君が僕のマーラーの「一千人の交響曲」を絶賛してくれて、ダイレクトメッセージをくれたでしょう。『神様がいつもあなたの行く道を祝福してくださいますように』って!僕、「日本にきてよかった!」と思ったし、『このチコという女性はどんな人なんだろう?』とすごく興味が湧いて、君のTwitterをフォローさせてもらったんだ。そしたら、チコはすごく絶望していたね?ご病気のこともあったし、ご家族のことでも嘆いていた。どうしたら、この美しい女性を励ますことができるだろう、といろいろ考える日々を送っていたんだ。そしたら、君がサイン会に来てくれて・・・僕、息が止まりそうになった。君は僕の理想の女性だったからなんだよ。聡明で優しくて、ちょっとドジなところもあって、可愛くて・・・。」

 

「君、『あなたは素晴らしい指揮者(conductor)ですね』という所を間違えて『composer(作曲家)ですね』って言ったとき、『あれ?』と思ったのだけど、君がポッと頬を染めて、"I love your music."と言ってくれたので、嬉しくて嬉しくて!!」

 

「私も、パーヴォと初めて会ったとき、体に電流が走ったの!『ああ、私、この人と結婚するかも』って。あなたは私の理想の男性だったし、とても優しく接してくださって、2回目にお会いしたときは、『今日の君はとてもゴージャスだから、記念に一緒に写真を撮ろう!』と言って下さって、私、すっかり舞い上がってしまって(笑)。

まさか、あなたの応援ブログを書くことになろうとは思わなかったし、あなたの心の声が聞こえるようになるなんて思わなかった!」

 

「人との出会いは、やはり『縁を感じるかどうか』だと僕は思う。君と出逢って、運命ががらりと変わったし、僕の音楽への取り組み方も180℃変わったんだ。仕事の縁も、そういうことじゃないかな。君が東宝に入れたのは、緒形拳さんのおかげが大きいと思う。緒形さんに直接東宝のことで相談しなかったのもよかったね。君の就職を勧めてくれた東宝の役員の方も、『緒形さんに気に入られるほどの女性ならば』と思ってくれたのだと思うし。縁ってどこまでもとぎれることなく、続いていくものだと思う。僕が君とご縁ができて、

日本がとても大好きになったのも、君のおかげだよ。きょう、チコは就職に落ちて、悲しむかもしれないが、もっと素敵な職場がチコを待っていると思うから、元気をだしてね(^^) 」

 

パーヴォの心の声はそういって、優しく私のほっぺにキスしてくれました。あったかくて、素敵なキスに、私はうっとりしました。

 

「チコ、これからもいろいろな企業を廻ることになると思うけど、僕が『ここならいいよ』って言ってあげるから、その時は、その企業に勤めるんだよ。僕が君の眼となり耳となって、就活先をみつけてあげるからね(^^) そして、僕ら二人の将来も考えて、就活していこうね」

 

パーヴォの心の声が力強く言いました。「僕たちの将来…もう結論は出たね?僕と結婚してくれるね?」私は涙ぐみながら「うん。私、あなたのお嫁さんになりたい」と言うと、涙を唇で拭ってくれました。

 

パーヴォの優しさに、励まされた一日となりました。

 

ありがとう、パーヴォ💖

愛してるね、パーヴォ💖

 

ちゅ💑

 

 

 

 

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