みなさま、こんばんは。桂木里紗です。
ちょっとあれから落ち着いて、パーヴォをめぐる状況を考えてみました。
2022年でちょうど契約期間が満了なので、パーヴォは退任し、ファビオ・ルイージさんに引き継がれることになった、ということだと思います。
トーンハレオーケストラやドイツカンマーフィルブレーメンの指揮も抱えながらのN響での活動はなかなか大変だったのではないかと推察します。
ベルリンフィルやコンセルトヘボウもやってらっしゃるし・・・。
N響を卒業しても、またN響に戻ってきて、年に一回でいいから指揮に来ていただきたいです。N響とパーヴォの奇蹟のような演奏を、ずっと聴いていたいからです。
パーヴォの心の声が聞こえてきました。
「チコ!心配かけてごめんね。もっと早く知らせなくちゃならなかったけど、チコがきっと悲しむと思って、どういういい方が伝えられるかな・・と思って。きょうの発表になったんだよ。ほんとにごめんね、チコ!」
私がわぁーん、と泣きました。「パーヴォのいないN響なんて、気の抜けたビールみたい。もちろんルイージさんがとても優秀な指揮者だということはわかるよ。でも、さみしいよぉ、さみしいよぉ😢」
パーヴォは優しく抱きしめてくれました。「ありがとう、そう言ってくれるのはチコだけだよ。チコがとても僕を愛してくれて、N響を愛してくれているのはよくわかるよ。」
私がちょっと泣き止んで言いました。「私のせいで、N響を退任することになったんじゃないかってすごく心配だったの。私があんまりパーヴォのことを言うから、パーヴォ、あなたがいやになってしまったのではないかって」
パーヴォがきょとん?としました。「チコのせいなわけ、ないじゃないか(^_-)-☆ 契約満了で普通に退任するだけだよ。最初は3年間という契約だったからね。それを7年までやらせてくれたのだから、僕はN響にもお客様にも、チコにも感謝するよ チコには特にお礼を言わなくちゃいけない。日本の、特に若い人たちに、クラシックの楽しい魅力を、ブログで紹介してくれたのだからね。来年の2月まではN響でめいっぱい指揮を振って、いい舞台をおめにかけたいと思うから、どうぞよろしくね(^^)/そして、ファビオ・ルイージさんのことも、どうぞよろしくね!」
パーヴォの言葉をきいてほっとしました。「ブログの方向、どうすればいいかなぁ、と迷っていたの。それに、音楽ライターはやめようかとおもって。こう言ったらN響のみなさんに失礼になるかもしれないけど、パーヴォあってのN響だとおもうからね、あんまり聴きにいくこともなくなるんじゃないかと思うの。ブログで楽しく紹介するけど、ブロガーさんとして書く、というほうが私も気が楽になるし。」
パーヴォがさみしげにいいました。「チコのライターとしての才能は、けた外れにあるのになぁ…。でも、このブログだけで披露するのもいいかもね。ブログの方向は、今までと変わらなくていいと僕は思ってる。僕の心の声のお話と、N響を応援することは全然両立できると思うしね。」
そこで、パーヴォはふっと真面目な顔になり、こう言いました。「いつ、結婚できるか、ということも考えなくてはならないね。いま、受けている就活先は何年契約になってる?」
私が「まだ受かったわけではないけど、3年契約よ」
パーヴォがよし、と言いました。「3年頑張って働いて、お金をためて、ヨーロッパに来れる?」
私は「うん、頑張る。一生懸命働いて、パーヴォのもとへ行く!パーヴォのお嫁さんになる!」
パーヴォは初めて笑顔になりました。「チコ、本当にありがとう!!」そしてギューッと私を抱きしめて、たくさんのキスの雨をふらせてくれました💑「神様、ありがとう!!!チコが僕のお嫁さんになってくれると言ってくれました!僕は彼女と結婚します!彼女は本当に僕に神様が遣わしてくださった天使なのですね(^^) あなたに感謝します!」パーヴォは涙をぬぐおうともせず、「チコ‥チコ・・・・愛してる!!!僕はほんとに幸せ者だ。日本でこんな素晴らしい出逢いがあったことに感謝するよ!!」
私も嬉しくて「パーヴォ💕愛してる💑」とキスを返して、「神様、パーヴォの心の声が『結婚します』と言ってくれました!ありがとう!!」と言いながら、またキスしました。
ふたりでずっと抱きしめあったまま、時が過ぎていきました。
なんだか、さっきはとっても絶望していたのに、今は、とっても幸せです💕
愛してるね、パーヴォ💕
たくさんキスさせてね、パーヴォ💕
ちゅ💑!!!!!
チコ@リサ(桂木里紗)のmy Pick