みなさま、たびたびこんにちは! 桂木里紗です。

 

 

きょうは、私の、パーヴォ&N響コンビで一番すきなCDをご紹介します。

それがこちらです↓

 

 

このジャケット写真、公式写真にしていただきたいくらい、大好きなんです。

パーヴォの頭の形のよさ、理知的で秀麗な風貌・・・

人品骨柄申し分のないパーヴォの本質をよくとらえていて、

素晴らしい写真だと思います。

 

音楽ももちろんテッパンですね。

いま、「ツァラトゥストラはかく語りき」を聴いていますが、

第3曲目の「大いなる憧れについて」の曲想の美しさ、

第4曲目の「歓喜と情熱について」は、文字通り全体を流れるパッショネイトな興奮、知的好奇心から愛の頂きに昇華する展開など、見事というほかありません。

パーヴォの指揮に、N響もよく応えていて、素晴らしいCDです!

 

で、ご興味の湧いた方は、↓こちらをクリックしてみてください♪

 

 

私がもっともすきなのは、10曲目の「メタモルフォーゼン(変容)」という曲ですが、この時のパーヴォの指揮がすごく官能的でセクシーで、それでいて切なくてさみしさも残る名演なのです。この曲を聴いてすごく思い出にのこっているのは、山野楽器で以前行ったトークイベントでした。このCDの発売を記念して、パーヴォのトークイベントを開催したのですが、ほんとにパーヴォに逢えるのが嬉しくて、銀座の街じゅうのお店に、「世界的指揮者のパーヴォ・ヤルヴィさんが来てますよ~(^O^)/」と私が喧伝してまわったのを思い出します。実際のパーヴォは、ほんとに一つ一つの動きが絵になるし、どの角度から写真を撮っても大丈夫なほど、均整の取れた美しい顔立ちをなさっているし、声は信じられないほど低くて魅力的で、トークイベントの間、ウットリとしてパーヴォのお話を聞いていたのを思い出します。その時に、ずっとBGMとしてかかっていたのが、「メタモルフォーゼン」だったわけです。

 

「僕もこの時すごく緊張してたんだ。2017年6月以来、2か月たってようやく君に再会できると知って嬉しくて嬉しくて。前の晩は全然眠れなかったんだ(^_-)-☆」と、パーヴォが打ち明けてくれました。

 

「でも、チコはクラシック初心者なんだな、とすぐにわかった。だってメシアン(作曲家の方です)のことも、アーノンクール(指揮者です)のことも、話したらきょとん?とした顔になったからなんだよ。初心者なのがいけないというのではなくて、すごく勉強熱心な女性だな・・というのがその時の印象。僕の言わんとすることを、必死にメモをとっていたからね。嬉しくて、余計なおしゃべりまでしちゃったよ(笑)」

 

と、パーヴォの心の声が、懐かし気に空を仰ぎ見ました。

「東京は素晴らしい天気だね!いまパリにいるんだけど、これほどの青空はないよ。ああ、早く東京に行って、チコの体を抱きしめてやりたい・・・!」 そういって、投げキッスをしてくれました💛

 

私こそ、早くあなたに逢いたいわ、パーヴォ💛

 

愛してるね、パーヴォ💛

抱きしめてキスして、パーヴォ💛

 

ちゅ💛