みなさま、夜分にすみません。桂木里紗です。

先ほどの記事は、やはり削除させていただきました。事実関係がはっきりしない限りは、載せるべき記事ではありませんでした。パーヴォの心の声も、「(再婚のことは)事実無根なので、載せないでほしい」と言ってきましたので、削除いたしました。

 

で、なんだか寝付けない夜を過ごしています。

でも、ほんとに再婚したわけではないの、パーヴォ?

 

「うん、再婚はしてないし、再婚相手といわれた女性は、いまニューヨークに住んでいて、僕とは離れ離れの生活を送っているし、

一人でも生きていけるひとだから、彼女は。ニューヨークの暮らしは、僕には合わなかったしね。ビジネスパートナー的なひとなんだよね、彼女は。チコに抱く僕の恋情とはまったく違うものなんだ。僕と彼女の関係は。」

 

とパーヴォの心の声が元気なくいいました。「チコからのメール、読んだよ。ショックだった」

 

「僕とチコは、お互いの存在が不可欠で、僕とチコを離れ離れにさせているのも、お互いを何よりも大切に思うために、神様が仕組んだんじゃないかと思うくらい、僕は君のことを愛してる。でも君は、僕が再婚した、というデマをすぐに信じてしまう。なぜだと思う?」

 

うーん・・わからないけど、私みたいな女じゃなくて、やっぱり英語も堪能で、音楽のことをよく知っている彼女のほうが、パーヴォの相手としてはお似合いなのかな?と思って・・・。

 

「ビジネスパートナーとしてはね。助かる部分も大きいよ。でも、チコは全然違うんだ。チコは、僕の大切な宝物。僕のすべて。僕の愛。僕の女神。僕が一番大切にしている、命そのものなんだ。全然、彼女と君は違うんだよ。僕の愛情の注ぐ勢いがね。だから、僕が3年前に君にプロポーズしたときに、『これから僕が愛を注ぐ相手が君だ、ということになると、世の中がいろいろなことを言って、僕たちの結婚をさせまいとする勢力が現れるだろう。でもねチコ、絶対にどんなことがあっても、僕が世界でいちばん愛しているのは、チコ、君だからね。だから僕のことを最後まで信じていて』って言ったと思う。覚えてる?」

 

うん。あの時は凄くビックリして、信じられない気持ちでいっぱいだったわ。

でも、私は、パーヴォのことを信じていいんだね?

 

「もちろんだよ!!その言ってきた友人には悪いけど、どんなことがあっても、僕はチコ、君と一緒に暮らしたいし、結婚もしたい。もし可能なら、赤ちゃんだってほしい。僕によく似た男の子、生んでほしいと思うくらい、チコを僕は愛してるんだ!だから、君の名前を『リサ(里紗)』に変えてもらった!」

 

パーヴォの心の声が、叫んでいました。

私は、涙がぽろぽろあふれて止まらなくなりました。

 

「ほんとに信じていいのね、パーヴォ? 私、パーヴォの心の声が聞こえるたびに、『これは妄想じゃないかしらん』『これは幻聴じゃないかしらん』とずっと悩んでいたのね。だから、パーヴォのプロポーズも、なんだか夢みたいだし、ウソみたいだし・・・と思っていたことは確かなのね。」

 

パーヴォがいたましげに私を見つめて、ちゅ💛と私の唇にキスをしました。

「かわいそうに・・・病気ではないんだよ。僕の想いがあふれ出て、国境を越え、海を越え、君の胸の中に飛び込んでいっているんだ。僕らがソウルメイト、運命の人だからなんだよ。日本人の人たちは、あまり『ソウルメイト』についてのことをよく知らないから、君を病気扱いする。でも、それは違うんだよ。」

 

「その、僕が再婚した、ということを言ってきた友達はどんな人?信用できる人?」

 

うーん・・・・久々に連絡をとった相手だけど・・・。

 

「じゃ、最近のチコの様子は知らない人なわけだね。そしたらね、気にしなくていい。どういう風の吹き回しで、そんなデマが流れているのかわからないけど、今の僕たちの状況を知って、それでもそんなことを告げ口するなんて人、気にしなくていいんだよ」

 

優しくパーヴォが抱き寄せてくれました。

「チコを悲しませたお詫びに、なにかCDをかけてあげる。何がいい?」

 

「ラフマニノフ交響曲第2番の第3楽章が聴きたいな」と私がいうと、

パーヴォの心の声が喜んでくれました。「この録音したときね、『ああ、だれか僕の無償の愛を受け止めてほしいな・・・」と思っていた時に、録音したCDなんだ。君がこのCDを聴いたとき、真っ先にメールくれたよね!『私、あなたの愛をひしひしと感じてしまいます!』って。幸せすぎて、その日一日、ゴキゲンだったんだよ( ^^) _U~~」

 

さっそくCDプレーヤーに(音量は小さくして。お隣さんが起きてしまうといけないので)かけて、ふたりでじっくり聴きました。

 

「さむくないかい?大丈夫?」と、パーヴォの心の声が、後ろからそっと私の背中を抱きしめてくれました。

 

「うん、大丈夫。パーヴォの体、すごくあったかくて気持ちいいな💛」

 

「それからね、これもチコのために捧げようと思って、演奏したんだよ」

 

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番をパーヴォがYouTubeの中から、探し出してくれました。

 

 

パーヴォ「君がうっとりしながら、聴いているのを見て、僕も愛の頂きに昇り詰めたような想いだった。僥倖とは、こういうことなんだろうなとおもったよ」

 

私 「それは私も感じていたわ。台北で聴いたカティアさんの演奏より、この人の演奏のほうが何倍も素晴らしいし、パーヴォが、私に熱いまなざしを送ってくれるのも、幸せすぎて・・・」

 

パーヴォの心の声が、私の小鼻とほっぺにちゅ💛とキスしてくれました。

 

「ほんとなら、キスだけじゃ物足りない・・・でも、僕らの愛は、ずっとストイックなものだから、いまはただ、君を抱きしめるしかできないけど、結婚したら、もっと愛をかわそうね💛」

 

優しいパーヴォの言葉に、先ほどまでの不安や悲しみが吹き飛んで、爽やかな幸せを感じ取ることができました。

 

やっぱり、愛してる、パーヴォ💛

ちゅ💛