たびたび失礼します、桂木里紗です。
パーヴォの心の声からの、思いがけないプロポーズに、
すっかりときめいて、舞い上がってしまいました💛
「結婚するなら、ジューンブライドを待たずに、パーヴォの都合のいいところで
結婚したいわ(^_-)-☆ 大安の日をえらんでね(^^)」
と私がいうと、「大安?それはなに?」とパーヴォがキョトン、としているので、
「日本は、結婚式をあげるおめでたい日を大安、よくないことが起きるのは仏滅、
といって、六曜(ろくよう)で、現代の日本では、日にちの吉凶を占う指標で。六曜はもともと中国で「時間」を区切る際に使われていた考え方で、日本に伝承された当初も時間の吉凶を占う指標として用いられていたの。」と説明しました。
パーヴォは納得して、「日にちの選び方で運勢が変わる、と日本人は信じているんだね。
うん、探してみよう!」とゴキゲンになっていました。
思い立ったが吉日、ですからね。でも、どこで結婚するの?日本?フロリダ?ロンドン?
それともエストニア?
「チコはお父さんやご親族がいるから、日本がいいだろうね。音楽婚にしたいんだ(^_-)-☆
チコの大好きな交響曲や協奏曲をどこかのホールを借りて演奏しながら(指揮はもちろん僕だよ^^)、結婚を祝うというのはどうかな、と考えているんだよ♪」
わぁ、スゴイ!そんな結婚式みたことないね(^^)/
「せっかくだから、スペシャルコンサートにして、チケットも一律3000円から5000円とって、
それでご祝儀の代わりにするんだよ。そしてたくさんのお客様に喜んでもらいたいんだ💛」
パーヴォ、すごいアイディアマンね!
パーヴォ、一つ問題が・・・・あるの。
「えっ、なに?」
私、あなたと並んだ時に、太ってるわけにいかないから、もっと痩せなくちゃ(笑)
「ああ、そんなこと、気にしなくていいよ。チコがぽっちゃりしているのは、
僕のタイプだもの(笑)ルネサンス期の美女たちの体形は、今のチコと一緒だよ♪」
私はホールのどこにいるの?舞台袖?
「まさかまさか。主役はちゃんと僕の姿がすぐ見える、一番前のど真ん中の席に
座ってもらって、僕の音楽を存分に楽しんでもらいたいの。
で、檀上の僕から、君をみんなに紹介するんだよ!!」
わぁ、照れ臭いけど、すごくうれしい!
あなたの愛情をたくさん感じることができるのね💛
「曲はなにがいいかな?チコは、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の序曲を演奏してほしいって、前いってたよね。あと、『凱旋行進曲』(オペラ「アイーダ」より)や、『威風堂々』もね(^^)/ 普通の『結婚行進曲』や、タンホイザーもやってほしい、って、チコは言ってたよね」
あと、「フィンランディア」もね💛 あなたに一生ついていこうと決めた、名曲だもの。
「ああ、なんて素敵な結婚式になるんだろう!僕らの宗教は、音楽の神様を信じるんだ。
音楽の神様に捧げるこれらの曲は、二人の愛を永遠のものにするんだよ💛」
パーヴォの心の声が、ぎゅっと私を抱き寄せ、甘く優しいくちづけをしてくれました💛
パーヴォの唇が、私の唇から、瞼に映って、瞼に優しくキスしてくれたので、
私は夢見心地です・・。
愛してるわ、パーヴォ。
永遠にあなたについていきますね。