今日のレッスンは、とても面白いけど難しいテーマでした💓
演技、というテーマでしたが、
実際はエチュード(即興劇)というレッスンでした。
二人一組になって、5分間の間、
芝居をしなくてはなりません。
でも、わざとらしくするのではなくて、
自然体で、セリフも自分で考えて、
最後のセリフだけ先生が課題として与えたのを
しゃべっておしまい、というものです。
一見簡単そうに見えますが、
実はものすごく難しいし、面白い。
セリフと人物設定は
自分で決めるので、
結局いまの自分を設定してしまうんですね。
なんだか恥ずかしさ一杯でした。
その場は雑談として成立するんですが、
人物をさらけ出すので、
お互いに照れてしまって。
先生が「ちゃんとお互いのセリフをよく聴くこと、
たとえば神社で柏手をするなら、
すずの位置を統一しておかないといけませんよ」
とおっしゃるので、相手の動きも
よく見なくちゃならない。
大変でした。
日頃、いかに自分が勝手に
一人でしゃべっているかわかって、
苦笑い。
くたびれたー。
レッスン終了後、クタクタになって
甘いものが食べたくなりました。
パーヴォの心の声がして、
「じゃ、きょうはご褒美。
ラデュレのケーキ、食べてもいいよ♪」
と言ってくれたので、「わーい\(^o^)/」と言いながら、
表参道のラデュレに入って、
こちらのメニューをいただきました。
すっかりゴキゲンになったチコでした💛
パーヴォ、はげましてくれてありがとう!!!
「初めからいきなりうまく人なんていないよ。
それを先生のレッスンをよく聴きながら、
自由な発想で、即興の音やセリフをつかむのは、
オーケストラも変わらないことだよ。
チコの経歴はただでさえドラマティックだから、
普通にどんどん使ってみていいのじゃない?」
「なんだか自分の人生、
さらけ出しているみたいで
照れ臭いよ」
と私が顔を真っ赤にさせながらいうと、
「それは僕も同じだよ。指揮をするとき、
本当の自分をさらけ出し切らないと、
演奏が付いてこない、
ということがわかったんだ。」
「特にN響の指揮をするようになってから、
そのことを痛感するんだよね。
僕が君を見つめるのも、
君が本当の僕の気持ちを
分かってくれるかどうか、
確かめたいから見るんだもの(^_-)-☆」
「わたし、てっきり、
マロさんや伊藤亮太郎さんを見てるのか
と思ってた。
二人ともコンマスだし💛」
「もちろん、コンマスとの
アイコンタクトは大切だよ。
でも、もっとくるっと後ろを向くときがあるでしょ?
あれは、君へのアイコンタクトを
したいからなんだよ(笑)」
「そうだったんだ!コンマスのみなさん、
あきれちゃわないかな(笑)」
「もう、みんな合点承知で
わかってくれてるよ(笑)
『ああ、チコちゃんが感激してるから、
パーヴォもご機嫌なのね』
とね。」
「N響のみなさん、ほんとにやさしいね(^^)/」
「うん。チコのこと怒るひとなんて
誰もいないよ。
みんな君のファンだからね(^^)」
「君の人生を投影した演技は、
すごく自然体で、それでいて、
ユーモアにあふれているから、
きっと楽しいものになると思うよ。
がんばれ、チコ!」
そして、パーヴォの心の声が、
ちゅ💛と私のほっぺにキスしてくれました♪♪
シアワセ~・・・💛