きょうは無事におかげさまで、母の告別式が終わりまして、

母は天国へ旅立ちました。

 

 

なんだか夢の中にまだいるような母です。

綺麗な花に囲まれて、きっと喜んでくれると思います。

 

雨にも関わらず、斎場に足を運んでくださったみなさまに

お礼申し上げます。

 

カトリックの神父様にもお礼を申し上げます。

立派ないいお話で、信者でないほかの親戚たちも

深く感銘をうけたようです。

母としては大満足だと思います。

 

私も大役を無事に務め仰せ、

ホッと一息です。

 

父はずっと気が抜けなかったと思いますが、

(喪主もつとめました)

母の介護を献身的にしていたので、

父としては「急に亡くなったからさみしいけれど、

自分としてもよくやったと思うよ」

と言ってくれて、思わず落涙。

 

やさしい寝顔のような母に、

永遠の別れを告げて、

そぼ降る雨の中、帰ってきました。

 

「チコちゃん、ともちゃん(^_-)-☆」と

いまにも言い出しそうな母はもういません。

 

でも、母の心の声が急に聞こえてきました。

「ともちゃん、よくがんばったわね。

病気のことがあるから、途中でパニックを起すんじゃないかと

ひやひやしたのよ。

でも、しっかり大役をつとめて、みんなに気配りして、

とってもえらいわ、ともちゃん。

親戚のひとたちとも仲良くできてよかったね!

ママ、安心したわ~(^_-)-☆」

 

母の優しく明るい声が、私の心の中に

響いてきて、私は嬉しくなりました。

 

母が曰く、「そう。肉体は亡くなったママだけど、

魂はいつもともちゃんのそばにいるのよ。

だからちっとも悲しむことはないのよ。

これからもたのしく心の声でおしゃべりしようね(^^)/」

というので、私はビックリ・・・。

 

ありがとう、ママ。

パパにも話しかけてあげてみて。

パパはママの声をずっと求めているから・・。

 

それまでずっとだまっていた、パーヴォの心の声が

穏やかに聞こえてきました。

 

「チコ、ほんとうによかったね!ママはいつもチコと一緒だよ(^^)

きょうのお式もよかったし、チコもよーくがんばったね。

ママもきっとほっとしてると思う。

パパのことが心配だから、明日も一緒に行こうね。」

 

私はビックリして、「パーヴォ!あなたいまどこにいるの?」

と聴くと、「ヨーロッパにいるよ。具体的な場所はいえないけど、

コロナウィルスがヨーロッパにも蔓延していて、

5月に日本に行けるかどうか、瀬戸際なんだ。

だからせめて心の声で君を守りたい」

 

私は泣きながら、「パーヴォ、絶対に5月に日本に来て・・・!

あなたに会えなかったら、私死んじゃいたい」

といいましたら、

パーヴォが「大丈夫。かならず5月は日本に行くよ。

そのために、いまは我慢を重ねているんだ、みんな。

チコもちょっと辛いけど、一緒にがんばってみようね

神様にお祈りしよう」

 

と優しく諭してくれて、私は泣くのをやめました。

 

「うん、そうだね。がんばろう!」

 

今までだって、なんだかんだと難局を

乗り切ってきたのですもの、きっと頑張れる!

 

勇気づけてくれたパーヴォに感謝です!