私は若いとき
男の人達より女の子と
よく話してた

自販機で買ったCoffeeの缶持って
いつまでも
このまんまで話しできたらいいね
とかいいながら
いわゆる
だべってた。

とーちゃんが
こずかいくれないんだよ
と嘆いていた。


いつか
もしも大人になったら
してみたいこと
そんな話だけしかないし
夢ならいっぱいあるのに
こずかいは
数えるほどの小銭がポケットにあるだけ。


夢しかないわーっと
嘆いていた。


あれから
まさかのこんな今。
これは
昔言った夢にどれも該当してない。
まさかの現実。

じつは
事務員
漫画家。
それを目指してたわりに
すっかりわすれていた。

ただ
とーちゃんがこずかいくれないから
諦めてさっさとバイトに行きだした。
早くこずかいは自力でなんとか


その夢だけは
まあまあ叶えれたはずだったのに。







つづく。