私は負けを認めた
自分の思っている考えと
実際の現実とは
違うのだ
それは知っていたけど
納得できなかった
でも私は
それを
受け入れることにした
そうしたら
不思議と周りが
私にとって
優しくなり始めた
何もかもが
今夜はずっと雨
寒くない雨
ですが
冷えます
さすが京都です
私の家の前は山なので
なおさら空気が冷たいです
でも いつもいつも思う
この 雨のときの湿気を帯びた空気ほど
心地いいものはないです
私は頑固ですし 頑固でした
ずっと私の思っていたこと
貫いてきたこと
それは
この世界では たいして意味もなく価値もないことだった
なにより
それで自分はしんどかった
そうせざるえなかったことは事実です
でももう
それは要らない
私の考えは それはそれでいいとして
でも 現実はそうではない
ならばそれを認めよう
そう
私が間違っていた
そう思った
間違っていたんだ
そう思い始めたら
不思議と何もかもがスムーズに進む
頭もさえる 感もさえる 人の気持ちが前よりよく分かる
変なトラブルも起きない
自分と違う人を受け入れられる
納得できなかったことが納得できる
必要以上に自分にも他人にも厳しくならなくてもいい
周りが私を受け入れてくれる
負けを認める
それだけで
世界がこんなに優しいものかとびっくりした
私は一つの鎧を脱ぎました
たいていの人が
傷つくのが怖くて
小さくなって萎縮しています
私の場合はまたちょっと違ったけど
素直に現実を受け入れると
そんなに傷つくことはないんだと思う
きっとあなたも
この世界に愛されてるよ

