私はおそらく
寂しかったんだろう
甘えられなくて
話を聞いてもらえなくて
誰からも理解されず
責められて
でもね
それよりも
必死だった
生きるのに
必死だったから
自分が寂しいって事すら
分からなくなっていた
まるで
背後に
死が迫っていて
走り続けなければ
それに飲み込まれてしまうような
そんな必死さだったと思う
今だから出来るな
あ
死に飲み込まれよう♪
そうすりゃ走らなくて良い
なーんだ簡単
って
で
それをやったら
当然だけど死ぬことなんてなかった
恐怖があるなら
その中に飛び込めば良い
その中で包まれればいい
一回じゃ済まないかもしれないけど
そうすることで安堵が手に入る
逃げるから苦しいし辛いんだよ
