毎年ウキウキするはずのJuly 1st(世代です)に、モヤモヤレベル★★★★☆の事件勃発。

その日の夜に突然、彼の会社の関連会社の部長のおじさんが私の家にやってきた。
そのひとは、私にとってお父さん的存在。私のお家の工事やら何やらやってくれるひと。

そんなお父さんが突然、
『お金を貸してください』
とひとりでやってきた。


話を聞くと、会社を運営するための資金がなくなり自分達の支払いもキツイとのこと。
いやいや、私じゃなくて彼に相談しようよ、超思いつつ、金銭問題は一時代を築いた工務店の元社長であった彼の判断力を狂わせた模様。

私が『お父さん』と呼んだひとである以上は、ひとまず無条件に僅かながら差し出すことにした。
男気あるおじさんが私の所に来るなんて、よほど困ってのことだったんだろうと言い聞かせる。

次に家に来たら、お金は渡さずに彼に相談する様に説得しよう。この件については、よくないのを承知でみんなに黙っていることにした。
(ちなみに翌日彼に探りを入れたらある程度の貯金があると思っていた)

冷静になったあと、おじさんの行動に腹が立つ。
ある程度自分の意思の元に会社を動かせるのならどうにかして稼げばいいじゃないか。
おじさんは、今日のところはどうにかなったけれど、このままだとまた同じ状況を繰り返す。

凝り固まった思考は危険だ。
再起のきっかけを気づかせるチャンスもピンチのままだ。

皮肉にも、自分の夏ボの金額が出ていたから内訳を眺めていたら、業績加算として基本給にプラスアルファされている金額は、追加でおじさんに貸して欲しいと言われた金額と同じだった。