ここ最近、思うことがあった。

私が数カ月前今の部門に異動してきたときに、クライアントやそのお客さまへの異動の挨拶で、
『◯◯会社で◯◯部門にいました』
『◯年入社で◯◯担当です』
っていう挨拶が死ぬほど続いたけど、セミナーや趣味で出会うひと達って、こーゆーの言わないよね。なんなら年齢も気にならないよね。

長いことサラリーマンちこたろうしてるから、年次や役職や社内職種であらゆることが決まるし、大きくて歴史ある会社だと尚のことだったりする。

一方で、例えば先だっての桂子しゃちょーのセミナーとか、習い事(趣味や獲りたい資格とかもそう)でお逢いした方達は、なにが好きで、今何が楽しくて、誰がスキ♡とゆー自己表現要素込みの自己紹介がある程度早い段階で行われていて、
それに気づいたときは、プチ衝撃でした。
(私が喋る方だから勝手に自分のこと話してるだけ!?)
もっとこっちの世界に浸りたいな♡
とも思ったし、会社の名刺があることに安心感を感じてた自分に怖さも感じた。
会社の名刺の自分は超現実世界にいるイメージだったから。
(超現実世界=会社との労働契約、就業時間、部下やアルバイトの管理、クレーム処理、、、等々)
もちろん、組織の中でみんなで働く楽しさはあるし、毎月安定的にお給料を頂けるのはありがたいのだけれど。

数カ月前は、毎日就業時間が終わるのを待ちわびていたサラリーマンちこたろう。
今は、小さな穴からのぞいて見つけられた糸を掴んで、その穴の光が大きくなるように自分の好きの純度を高めている自分。
超現実世界の感覚が強くなると、好きな純度を高めることができない。
美しく手を伸ばしたいものがあっても面倒なこととしてなかったことにしてしまう。



私の願いは、春から夏にかけて毎朝早起きして、大好きなお家の、お庭に咲く可愛いお花をひたすら眺めたり、
夏は大好きな人たちと時間を見つけてはビーチでのーんびりしたり、
冬は温泉に日本酒を持ち込んで、外の景色を眺めながら春を待ちわびたり。

大好きなひとたちと、リラックスして大好きなことをしていたいんだ。
少し前までは気づかなかったけど、これが本当の願いだった。