映画『セッション』が劇場でリバイバル上映されていることをつい最近知り、色々運が良く上映終了前に鑑賞に漕ぎ着けることができた。

以前GYAOで観てはいるが、年数が経っていてあまり鮮明に思い出せない。
でもその時書いたブログに「劇場で観ていたら立ち上がれなかったかも」と書いてあって、私は劇場で観たかったんだなと思った。

夢が叶った!

以前観た時とはまた違った感覚だった。

劇伴がとにかくジャズだらけでとても気持ちが良かった。でも「倍!もっとはやく!」をたくさん聞いてると流れているジャズにさえも怖気付いた。何言ってんだか。

ニーマンは本当にめちゃくちゃだけど練習量と周りに置かれた刺激材でどんどん力を強めていったのがちゃんとわかった。最初はただ争わせてるだけだと思っちゃってたんだ、で、ニーマンが買ったんだと思ってた…違うね。

フレッチャー先生の口の悪さが本当に素晴らしいんですが、それにやられまくったニーマンの心も強くなっていくのがとても良かった。
家族でご飯食べてるシーンでも、理解されずとも自分で語れる力がつくんだよね〜でも自惚れちゃだめだよ〜危ないよ〜(?)

事故ってもとにかく会場に向かう姿もとても良い。トラックの運転手にがちめに心配されてるのにお構いなし…。「2ブロック先なんだ」ステージのことしか考えてない。フレッチャー先生との約束には毎回遅れるなお前は。血だらけのドラムセット。

巡ってまた2人が引き寄せられるのも運命を感じちゃうよね。
先生のあのピアノを観たらなんもいえねぇですよ。でも全然印象が違うし、逃げようとするけど捕まる。先生の柔らかいところを見せられたような気がして気を許すニーマンだけど、それを逆手に先生は仕掛ける。「バード」の話が何度も出てくるわけをここで知るんだ。自分が作り出そうとしてる。ニーマンを押し上げようとしてる。

視線の交わりもまた良いですよね。
ニーマンは「目線は災い」的なことを言ってましたけど(ニコルと話してる時も定まってない。)、フレッチャーバンドの他メンバーはみんな目を伏せる。最後の最後は2人は言葉を放棄するですよね。目線や音で会話してる。映画館でそれを観ている幸福とものの迫力で涙が溢れた。
練習量やライバルを持った人間は強い。フレッチャーはついに成功したんですよ、完璧を!
まだソロやるの!?の顔も良い。ニーマンの目に光がない(めちゃくちゃ座ってる。)が、まっすぐ前を見ていてフレッチャーの目線やドラムと融合していく様が本当に良かった。フレッチャーが笑うと私の涙がまた溢れるから助けてほしかった。

最初観た時の感想はとにかく“圧倒された”てかんじだったけど、今回はそれに加えて感動したし心が震えたし鳥肌がたった。

ちなみに最初に書いた「映画館で観たら立ち上がれないかも。」の検証結果は「立ち上がれるけど、力が入らない。」でした。
エンドロールのおかげでなんとか持ち堪えたけど、立ち上がったら足に力が入らなくて階段危なかったww
しかもめちゃくちゃ汗かいてて風くださーい!て感じだった。まじで暑かった(熱かった?)。

映画館で観られてほーんとうに良かった!
リバイバル上映してくださって本当にありがとうございました!!