嵐の前のケロケロフェス。【170916利根川】
モーニン。
ひと月ぶりの更新になりますが、久しぶりの釣り。
この日は台風18号が九州へ上陸したタイミング。
嵐の前の荒食いを期待しつつも、
大荒れで早上がりになるんじゃないか、
なんて不安を胸に現場へ急行。
今回のパートナーは、巷で噂のフロッグジャンキー、越川さん。
突然のお誘いにもかかわらず、お付き合いいただき感謝、感謝。
ほぼ1日フロッグしばりになることは間違いないですが、
お菓子はハートチップルとキャベツ太郎のダブルヘッダー。
北総ゲレンデに到着すると、嵐の前の静けさなのか、
不気味なくらいに風が凪いでいて、水面はまるで油を流したよう。
実はこの日、フロッグ用にジリオンSV TWを初投入。
どうも独特のフィーリングに慣れず、
撃てども撃てども、ねらったスポットの数10cm手前。
首を傾げながら試行錯誤していると、
同じようにキャスト精度が安定しない越川さんがボソリ。
「今日は水が硬いね」
コントレックス?
スキッピングがうまくいかなかったり、
フロッグが水に絡まないのは、水が硬いせいだと考察。
さすがは越川さん、発想がいつもななめ上。
最初のストレッチを流すも、ノーバイト。
……硬いから水面を割れないのか。
次のエリアでは、おもむろにコブラチャターのタックルに手を伸ばす越川さん。
「まだチャターで釣ったことないんだよね」と言いながら、数キャストでキメる。
「パクちゃん、チャターってどうやって使うの?」って、こっちが聞きたいくらいですわ。
そして、この1尾を皮切りに越川劇場のはじまりはじまり。
またボソボソ何かつぶやいてるので耳を傾けると、
「コイツ、踊るなぁ。釣れちゃうなぁ」と自身のチョーカーを大絶賛。
そして、ポンと出た。
でも、この日のバイトはやたら弱々しくて、
あんまりガチャガチャ動かすと出ないし、
フッキングさせるのにもひと苦労。
何を閃いたか、薄笑いを浮かべる越川さん。
ウワサのスモールフロッグ、ミクラにチェンジ。
ブッシュの奥の奥の、さらに奥へ撃ち込むと、
すっかりフロッグを見失ったようす。
……と、次の瞬間、控えめに「ボフッ」と。
ところが、このバイト音を聞き逃す越川さん。
ハートチップルの余韻に浸っているのか、
アワセもくれずにニコニコしてるもんだから、
こちらがたまらず「越川さん、出てるって!」
「あれ〜、グングンいってるよ〜」と、
見事な電撃向こうアワセを披露して追加弾。
ミクラの驚くべきフッキング性能に、空いた口が塞がらない。
「そういえば、コレもまだ釣ったことないんだよね」と、
越川さんがラインの先に結んだのが、スティーズポッパーフロッグJr.。
……それにしても、テッケルあんま投げてなくね?
さておき、チャター同様に、ものの数投で初おろし。
初おろしと、思いどおりの展開にテンションがブチ上がりの越川さん。
夏休み、いただきました。【170811相模湖】
モーニン。
8/11の山の日は、ひさびさの釣りでした。
仕事で打ちひしがれて、利根川のレンギョみたいな目をしてたら、
嫁様が見かねて、発散してきていいよ、となったワケです。
まるで鬱病患者のようだったとかで、我ながら情けない。
にしても、育児で大変なときなのに、ありがたいこってす(涙)。
今回お世話になったのは、相模湖のジュード・ロウこと倉田パイセンの秋川屋釣の家。
台風一過でフル満水になり、相棒がやたら釣りまくってるので、便乗しようという目論見。
お盆休み初日、まぁまぁな人出。
本湖はミルクティーみたいな色だったので、
よそのボート屋さんから出船した人も、
みんな秋山川へ集まってきていたようで。
どこへ行っても、人、人、人。
さすがに最上流部まで来たら誰もいなかったけど、
肝心なバスもいなくて、ゴイニーさんの楽園に。
途中でデジ巻きしてたブルシューターJr.へ40〜50cmクラスが、
何度かサツアイに来たくらいで、まったくもって異常なし。
ちなみに、試しに日相園まで降りてきたら、このありさま。
こんな水の色なら、人だらけでも秋山川に来ちゃうわな。
さて、肝心な釣果。
……今回もまんまとやらかしました。
未だ謎だらけなブルフラットの釣りを体得しようと、
8割をこれで押し切ったのだけど、
いかんせんヘタクソ過ぎたというのが敗因。
この日の1発目は、いつの間にか先っぽ持ってかれてたし。
明確なバイトを得られた2発目は、
バスの口の中でワームが折りたたまれたようで、
ご覧のとおりの縫い刺し状態ですっぽ抜け。
立て続けに食った3発目は、
気の焦りから早アワセして、
またもテールだけ持ってかれる始末。
さらにもう一発やらかしたけど、
もう撮る気にもなれずに画像なし。
最後の最後で、ダッヂに1,500gはありそうないいのがチェイスしてきたけど、
手が届きそうなくらいの、まさに目の前の距離でUターン。
大いに動揺した次のキャストでは、ダッヂで水面を叩いて羽がポッキリ。
……この瞬間に、僕のハートもポッキリ折れた。
でもね、ひさびさの釣りで心の洗濯が完了。
そりゃ釣れたほうが楽しいけれども、
夢中になってルアー投げてるだけで、
日頃のモヤモヤが消えてった次第。
最高の夏休みでやんした。
釣れたらもっと最高なんだろうな、釣れたら。
蛇足気味に備忘録(その1)。
帰り道、相模湖I.C.とてんすいの辺りで、イノシシの親子と遭遇。
単車くらいの大きさの親イノシシが道を横断すると、
その後に2頭のウリンボが着いてきて、
そのうち1頭が前を走ってるクルマに跳ねられたのね。
跳ねられたといっても、急ブレーキ踏んで停車直前だったから、なんてことなかったんだけど。
で、慌てて親イノシシに着いて走り去ってったんだけど、もう1頭のウリンボがその場で途方に暮れてしまったわけ。
思わず、「早く母ちゃんに着いてかないと!」なんて話しかけちゃいまして。
ポカンとしてたウリンボは我に帰り、無事、親イノシシに着いて茂みに消えてったワケですが、
そんな出来事を目の当たりにして、猛烈にJr.に会いたくなってしまった父ちゃんでした。
蛇足気味に備忘録(その2)。
下道で相模湖へ行く身としては、道中の渋滞苦を和らげる道草を捜してたわけ。
なんかの拍子に見つけた、橋本の肉汁うどんの南哲へ行ってきた。
ここに関しては自信を持って太鼓判を捺させていただきたい。
2017年の夏休みの思い出でございました。
現場からは以上です。
孤独のラ王。
モーニン。
ツルツル、シコシコ、
遅くまで仕事。帰っても宿題。
舌打ちまじりでイライラ、カリカリ。
我ながら、しょうもない状態でした。
全然育児に協力できなくて、
嫁ちゃんがグロッキーになって、
初めて慌てるダメ夫。
いったんJr.と一緒に帰省してもらって、
独身状態でアタマを冷やすことに。
こうなると、己の偏食ぶりに呆れる。
なにがって? 麺類しか食ってないんだもの。
近所の榮照でジョッキ傾け、
やみつき焼きそばを頬張る週末。
週が始まり、会社の近所で夕飯を済ます。
せっかくなので、ごちそうラーメンを。
手打ちの縮れ麺が売りの、麺や七彩。
ひさびさにツボに入った一杯。
太めの縮れ麺、
食わず嫌いだったけど、
それを後悔した次第。
週末になれば、やっぱり榮照。
麻婆炒麺。
これもビールと抜群の相性。
写ってないけど、餃子はマスト。
週が始まりゃ、今度は昭和。
透明感のある黄金スープ。
あっさり派には堪らん。
夜は酔っ払いにはさまれて
すすらなくちゃならんのが玉にきず。
せっかく定期圏内なので、
今夜は二子玉川で途中下車。
久しぶりにつけ麺を食す。
同僚オススメの、みちしるべ。
ツルツル、シコシコ、
弾力のある麺がクセになる。
具たっぷりの特製をチョイス。
がんばれ自分、という意味で。
さて、明日はHOUSE系にでもいこうか。
孤独のラ王、偏食は止められそうにない。