中村川ダウンリバー 2023.08.17 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。


前半核心部の直下からプットイン。それでも存分にハードな本格クリーク。 矢下0.71m

この日2本目。雲出川奥一志峡から小一時間で中村川テイクアウトに到着。矢下橋の堰堤下の広場でテイクアウトできとのことだが、いつもの竹藪で。プットインに向かう道中で状況チェック。前半核心部はあまりに過酷と判断。プットインは核心直下に。

 



支流の飯福田川合流までの前半に、大きなドロップは2つ。

 



1つ目はスカウティングして、右ルートをボートの浮力を活かして突破。

 

 

2つ目のドロップ。右ルートは見通しの全くないところをS字に降りるコークスクリュー。スカウティングしようにも取り付けず、あとになって安全な左ルートも行けたと分かったが、みんな右ルートに突入。

 

右岸側から入り、落ちながら左カーブ。さらに右カーブで抜けるが、途中に強烈なボイルやホールで捕まる人もいてかなりスリリング。



 


飯福田川と合流してからの中・後半は、勢いを増した流れに乗って、瀬をこなしていく。

 

 

 

 

 


1つ目の堰堤の直下は、見通しのないストンと落ちる瀬。一見厳しそうだが実際は素直。

 

 


高い所に大きな丸太橋のあるドロップ。右ルートに行きたいところ、太い蔓が垂れていてルートを邪魔している。浅めたが左ルートを真っ直ぐ抜けてクリア。ここは水量が少ないともっと落差が出る。

 


後半の核心部と言えるだろう、社殿のある広場の脇の狭いゴルジュ帯。キツめのドロップが断続的に現れる。

 

 

 

特にラストのドロップは巻きが非常に強く、左寄りで捕まると全く出られず危険。

 

 


2つ目の堰堤を右岸ポーテージ。

 

 


最後までしっかりしたドロップが続いて、視界が開けた所に出るとテイクアウト。

 

 

 




【当日のデータ】
水量:矢下0.71m
プットイン:前半核心部直下
テイクアウト:矢下橋上流
距離:6.1km
高低差:128m
時間:2時間
グレード:3.5級
使用艇:クリークボート