超がつく清流に強めの勾配がもたらす多くのドロップ。燧ヶ岳と会津駒ヶ岳を背景に新緑と桜と残雪が美しい本格クリーク。 浜野0.43m
水量少なく、アッパーセクションの終盤からミドルセクション、ロアーセクションの序盤までを繋ぐコース取り。水位がちょうど良いところにプットインを見つける。アッパーセクションの終盤の辺り。
屏風岩の前は観光スポットだが切り立った落差のあるドロップが2段ある。
ここからミドルセクション。その直下、鱒止まりの滝は、ボトムの左側に岩が入っており、そのせいでグルグルと嫌な対流をして滝壺のハイドロリックに流れが戻ってくる。無理をしないのが信条なのであまり迷わず、右岸からポーテージ。
カエル飛びの瀬など、心地良い瀬の連続を楽しみながら進む。
イナズマドロップと覚しき瀬は、ミスするとリスクが高そうなのでポーテージ。
その先に大きな堰堤があり、右岸からポーテージ。
ゴルジュ帯の中、水道管が頭上に橋のように掛かるその下が3メートルほどの滝。ここも鱒滝と地図に記載があるところ。
素直には落ちていなかったが、ここはスカウティングして下った。
ここからロアーセクションに入る。北日光・高畑スキー場に渡る橋を過ぎたら、瀬は落ち着いてきて、次の橋の左岸がテイクアウト。
この水量でも十分満足出来たが、もう少しだけ水位が高いときに再訪したいと思わせる素晴らしいコースだった。
[当日のデータ]
水量:浜野0.43m
プットイン:下大戸沢スノーシェッド脇
テイクアウト:大桃上河原の橋左岸
距離:9.1km
高低差:30m
所要:2.5時間
グレード:3級
使用艇:クリークボート