引原川カヤック 2023.02.19 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

TM's リバーカヤック・SUP ログ

川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。


久しぶりに上野1m超え。大迫力だが、かえってルートは真っすぐ下りやすい。 上野1.08m, 引原ダム放流5t

雪解けプラス30mmほどの雨。これが昼まで降り続き、現地に着く頃には想定を超える水量。未経験の下流をやって水量低下を待とうかと下見。堰堤が5-6ヶ所もあるし、勾配はあまりなく、気が乗らない。そうこうしている間に昼前になる。水位上昇も止まったので、もう本コースを下ることにした。


プットイン直下の堰堤は、いつものように右岸寄りから降下。

 


小さな支流を集めてコース中盤から水量が増していく。前半はまだザラ瀬もあり、パワーは控えめ。とはいえ今回は水深は十分でストレスなく下る。

 

 

 

 

 

 

 


自然のドロップを利用した堰堤。いつもは右岸の水路に取付いて上陸するところ、流れが強過ぎ不可。雪で藪が倒れているのを幸に左岸からポーテージ。

 


堰堤直下にプチ核心部。いつもはルートは狭く、岩を縫うところ。今回は流れが太くて、ほぼ真っすぐに下る。

 

 


初クリークのメンバーは、野原小学校から2つ上の橋の中間地点でテイクアウト。


少し瀬をこなして、水門とU字魚道を備えた上野発電所の大きな堰堤。左岸から高巻きしてポーテージ。ここも藪が倒れており上がりやすかった。

 

 

 


ミニロックガーデンの左ルートは変わらず太いログに塞がれる。わかっていたので右ルートを通過。



むつみの瀬へのアプローチは、普段は流れのほとんどない右ルートから。手前で上がって十分にスカウティングを済ませる。


ドロップ途中の岩は適度に水を被って邪魔にはならない様子。落差も随分減っているが、狭いスロットに流れが殺到しており、示威的な大きなバックウォッシュが立つ。

 

満を持してドロップに突入。上段はド真ん中を流芯に乗り、中段へ。


ところが想像以上に左へ押され、中央の大岩のピローに押し付けられる。ここを左に流れると狭いシーブに引き込まれる。頑張って右ルートに降りる。

 

 


次はロックガーデン。ここもスカウティングしてルートを確認。いつもと同じく右ルート。

 



こちらは落差は減った感じではなくて、流れの勢いだけが増している。

 

ルートを邪魔をする2つの岩は水を被りホールに。縦列に並ぶホールの左脇をかすめてクリア。


ロックガーデン下の2つほどある大きめのドロップを過ぎると、あとはフラットに。

 

 

テイクアウトの上陸は、堰堤間際では少々危な気なので、手前のスタジアム脇階段に。こちらのほうがかえって楽。


【当日のデータ】
水量:上野1.08m, 引原ダム放流5t
プットイン:波賀町原左岸入川道
テイクアウト:波賀総合運動公園
距離:9km
高低差:126m
所要:2時間
グレード:3.5
使用艇:クリークボート