毎度衝撃的な核心部。(それ以外は)大歩危的なビッグウォーター。2つ目の大きな瀬に三角の消波ブロックが入っており危険。 大滝ダム放流37.1-36.2t
宮川アッパーから移動してこの日2本目。テイクアウトは南国栖自治会館の有料駐車場(500円)を利用。プットインは今まで通り音無川合流点なのだが、駐車スペースが不安。今後は1つ目の瀬の直前左岸の階段のところがベスト。駐車余地もある。
音無川から入って、初っ端の瀬からいきなりビッグウォーター。強い流勢に高い波が続く。
2つ目の大きな瀬が要注意。三角の消波ブロックが左岸側から流れの中に点在。一番落ちているところの流芯に2つ?入っている。ブロックの穴にバウ刺さったら一巻の終わり。回避するには、無理にでも右ベタへ行くか、浅い左をボトムを擦ってでも行くほうが良い。
フラットな長めの瀞場に大歩危クラスのパワフルな瀬が次々現れるナラヨシらしからぬコース。
武骨な鉄骨のアーチの小倉橋が見えたら、その手前に大きなドロップ。水量によってはいいウエーブが出現。
いよいよ核心部へ。フラットウォーターの水平線の向こうが波立っている。尋常ならざる音と共に、何かここまでと違うことが察知できる。右岸からスカウティング。70〜80mほどの長さの瀬で最後に太い滝がある。
滝までのアプローチは小さなドロップやホールと激しい水流で、ボートを安定させたまま狙いのルートで滝を落ちれるか不安になる。滝の右側は垂直に落ちたところで大きなアンダーカット。ボトムはグチャグチャのバックウォッシュなので、できるだけ左へ流芯に乗って降りてしまいたいところ。
瀬の入口は、チキンルートの右ベタではなく左の太い流れから進入。最初のドロップはバックウォッシュを無視して突き進み、更に中段のドロップを抜け、滝に突入。ボートご右から押し寄せる強烈な流れに呑まれないように一気に突き抜けた。
降りた先の真ん中にフラットな岩が待っており、ボートを左岸のシーブに押しやろうとする。なんとかこれを堪らえてクリア。
核心部が終わると名残りに少し瀬が少しあってほどなくテイクアウト。今回は駐車場のある右岸の土手から上陸した。
【当日のデータ】
水量:大滝ダム放流36.2t
プットイン:音無川流入
テイクアウト:鈴の音橋左岸(清谷寺付近)
所要時間:1.5時間
距離:5.9km
高低差:29m
所要時間:1時間
ボート:クリークボート
グレード:4級