那賀川リバーSUP 2021.07.25 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

この水量では瀬のグレードは大幅にアップして3級が点在。瀞場もよく流れており、この長い距離も問題無い。 川口ダム放流54.8t, 和食40.79m


青少年野外活動センター前からプットイン。直後の赤石の返し渦にヤラレた。この水量ではかなり強力で右岸に寄せられると、タコツボエディに巻かれて渦に引き込まれる(渦の下は水深10m近くあるそう)。かなり深く沈められ怖い思いをした。遊歩道の最も下流側から入ると、この瀬を回避できるので無難。

 


もみの木の瀬と、高い波の轟の瀬を過ぎると高欄の柱に鷲の装飾がある丹生谷橋。

那賀高校前の仁宇の瀬を過ぎ、田野瀬を挟んで道の駅まで、前後の長い瀞場もそれぞれ十分な流れがあり楽に消化。

 




道の駅を過ぎ、ロープウェイの瀬、アセビ返しの瀬の次の、シキイの瀬は波が高い。

 

 


 


鞍返しの瀬は、無難な右岸ルートでクリア。道具と技術が万全なら左岸ルートのドロップにトライするのも悪くない。

 


細野橋に絡んだ大矢の瀬は流れが早く、加速して右にカーブする。

 



コース最大の新ウスの瀬はスカウティングして臨む。一段目シュートを抜けた流れが二段目右岸の岩へ強くぶつかる。岩の上流側に大きなタコツボエディ、下流側に妙なポワオーバーがあり(これがウスか)、入ってしまったら、その下のキツイ渦に引き込まれる。無難に左岸ベタに沿って下りて事なきを得る。

 

 




左岸に道路が高い護岸の上に続くのが見えると、高い最後の〆谷口の瀬。



これを過ぎるとあとはフラット。流水と追い風に運ばれてテイクアウトの水井橋へ。橋の直前に易しい瀬があり気持ちよくフィニッシュ。橋の上流側のスロープから河原まで車を降ろせる(この日は河原の状態が良く二駆でも問題無かった)。



毎度気になっている水質は、この日も濁りはあるが増水のおかげて結構綺麗。水量と追い風に助けられ長いコースも楽に消化したが、瀬はややキツく、もう少しだけ水量少ない方がSUPは楽しめるだろう。



[当日のデータ]
水量:川口ダム放流54.8t, 和食40.79m
プットイン:青少年野外活動センター
テイクアウト:水井橋
距離:13.7km
高低差:26m
時間:3.5時間
グレード:3+級
ボート:STARBOARD RIVER 10'11"