データより水量が多い印象。水深あり、瀬のメリハリもしっかりのバランス良い水量。 三瀬谷ダム流入34.0-28.8t
大内山を早い時間に終了し、こちらへ移動。水深を見ながらプットインを求め上流に。プットインは清流茶屋から。序盤は、流れが緩いが水深のほうはなんとか大丈夫だった。
スタートすると程なくの広い浅瀬は、鳥よけの紐が縦横に張り巡らされ、迷路を抜けるようにして通過した。
落差のあり、流れが狭くなってくれているところは、いい感じのパワフルな瀬になっている。一箇所、瀬の中の岩と思っていたら太いログで、越える際にバウが跳ね上げられ、少しヒヤッとさせられた。もう少し少ない水量だと、露出して気が付くとは思うが、危ないかもしれない。
大きな瀬を２〜３クリアすると、コース最大のドロップに到達、左岸からスカウティング。名物の左側の巨大スライダーに水深がある。一方の右側の本流は、水が被ってはいるが、岩絡みが多く複雑で、ボトムに強烈なストッパーがあり、パス。
スライダー入口へかなり上流から左岸ベタでアプローチ。右壁に流れが押し付けられているので、そちらへ行かないようキープレフトで滑り降りる。ボトムのホールは巻きが少なく、無事クリア。
そこから、愉しいドロップがいくつもあるコース核心の区間。
ルートファインディングができれば全く問題無いが、ちゃんとポワオーバーも点在。
瀬の間隔が空いて、ザラ瀬が目立ってくると、やがてフラットなムービングウォーターになる。
流れがあるので対して漕がないでも良く、支流が滝になって流れ込む絶景だが、最後の方は結構冗長だ。瀬が消えてから２つ目の赤い橋を過ぎ、ようやく現れる左岸のコンクリのスロープがテイクアウト。
このスロープ、実は私有地。道路からの入口付近の駐停車は禁止で、テレビで、この宮川上流のSUPが放送された昨夏から、来る人が増えたため、地元で非常にセンシティブになられている。とりあえず、最低限のインパクトに抑えるため、徒歩で通らせて頂くところまでに留め、カヤックは駐車場所まで頑張って担ぐことにする。
【当日のデータ】
水量：三瀬谷ダム流入34.0-28.8t
プットイン：清流茶屋スロープ
テイクアウト：萩原橋下流左岸
所要時間：2時間
距離：12km
高低差：78ｍ
ボート：ダウンリバーボート
グレード：3級