吉野川小歩危ダウンリバー 2018.07.16 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

典型的な100tボケのコンディション。久々に暴力的な水圧を感じた。 池田ダム流入97.45-104.34t 豊永0.88-0.84m
S_dscf8868穴内川を狙っていたが水量計が変わったらしく、現地で見てみるともはや水は少ない。サブプランだった小歩危ダウンリバーに切り替える。
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最初に現れる大きな瀬ということもあり、森囲いの一気呵成に流れる勢いに対処するのに手を焼いた。
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大滝は、むしろ落差が少なくなってルートも広いが、荒れた水面に翻弄されて途中で沈させられてしまった。後続によるとぶっ飛んで右岸のピローウェーブに叩き付けられていたらしい。2度のロールでなんとかボトムまでにはルートに復帰した。二段は左ルートを真っ直ぐ抜けるだけだ。
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この水量で危険を感じたのは何といっても曲り戸。奈落のポワオーバーが強烈な巻きとなっている。真ん中の弱いドロップから入ってメインカレント左寄りをキープ。奈落とブーフ岩も避け、S字に抜けてクリアした。鮎戸の瀬は右のチキンルートから真っ直ぐ抜けれはよい。
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今回の豪雨で、瀬や環境がどうなったのか心配していたが、大きな変化は感じられなかった。
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[当日のデータ]
水量:池田ダム流入97.45-104.34t 豊永0.88-0.84m
プットイン:堂床
テイクアウト:川口
距離:9.6km
高低差:110m
ボート:ダウンリバーボート
グレード:3.5級
時間:2.5時間