このコース二度目、前回よりも水量は大幅に多い。ビッグウォーターであるが瀬は幾分マイルド。所々にサーフウェーブあり。想定外に大昭橋の次の瀬でビッグウェーブ、カヤックでも入りたい。 栄山寺0.78~0.56m, 五條2.84~2.66m
台風がもたらした雨が当日未明まで続いた。水量が読み切れないまま栄山寺集合を決定。
現場で協議し、吉野高校から栄山寺までの20kmに超ロングコースになる。先ずは栄山寺で着替えてボードの準備も終え、長い回送を経てプットインの吉野高校前河原に到着。
今回は序盤から十分な水深がある。
新椿大橋辺りから下市堰堤まで、結構しっかりした瀬が続く。
下市堰堤はフルオープン。ハイドローリックは、水量多いためか弱くなっている。堰堤で奈良北部へ水が抜かれているため、ここから下流の区間は水量が少しダウン。それでも水深は十分で、ボーリング場からヤナ下までのよほど増えても浅い瀬でも落水して体をぶつける懸念はほとんどなし。
S字は大きく連続したウェーブを伴い、ボイルやエディラインはきついが、ルートは素直な左カーブ。
それに続く、カルディア前後の瀬もクリアしやすくなっている。
神社下はウェーブは無し。
芝崎の上の瀬のテトラは水没して何も見えない。
芝崎は左側に複雑なルートができている。左側ベタは素直だが真ん中から抜けるルートは落差もあって少々危険。
いつも難所となる天理も、深さが十分で素直に抜けている。ウェーブは無かった。
ここからのコース最後半も流れが早く飽きさせない。アヒルは川幅一杯に水を被って例のウェーブは無し。
大昭橋を過ぎたところで、カヤッカーの姿を発見。リエントリー可能な形の良いビッグウェーブだ。奥はカヤッカー大満足のしっかりしたバックウォッシュを伴い、手前はスムースウェーブ。10ftのボードでは手前でライドするしかなかったが、リバー用ボードなら奥も行けたであろう。
そこで脚がパンパンになるまで繰り返しエントリーして、残りの体力を燃やし尽くす。あとは流れが苦もなくゴールまで運んでくれてフィニッシュした。
【当日のデータ】
水量:栄山寺0.78~0.56m, 五條2.84~2.66m
プットイン:吉野高校
テイクアウト:栄山寺
所要時間:3.5時間
距離:20km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級