伊賀川ダウンリバー 2018.11.10 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
【免責事項】川でのパドリングは、自然・人工の危険があり、命に関わる可能性があります。内容は経験と技術により実現されるもので、これを参考にするのは適切ではありません。内容は個人的なもので、勤務先や所属団体に関わりありません。

前夜の雨で関西では唯一と言って良いグッドコンディションとなった。クリークだが、核心の大滝以外はルートに神経質にならなくても良い。島ヶ原0.82m, 岩倉0.31m
S_20181110_igagawakayak_miyake_56少しずつ減水しており、半ば諦めていたが、幸運にも前夜の雨でいきなり適量まで増水。遠方からのゲストを十分にもてなす事ができたのだった。
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2度目ということで、瀬の雰囲気は大雑把に掴めている。落差はあるがルートはほぼ真っ直ぐで素直な瀬が多く、リラックスして取り組める。
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右岸キャンプ場手前に最長の瀬があり、落差も大きくてお気に入り。
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ドロップが多いが、ひとつひとつの落差は、大滝以外はそれほどない。遊べそうなウェーブ、ホールもあるが、大滝攻略のためにクリークボートなのでスルー。
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大滝のスカウティングを間違えて、手前の瀬で一旦上陸してしまう。改めて大滝でスカウティングすると、やはり前回と同じコースしかないと判断。入り口を真ん中から左岸寄りに向かって進入し、ドロップ本体はひたすら左岸ルートを堅持する。
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真ん中の流芯にある大岩が、水を被ってルースターテールになっていて、ボートが少しでも真ん中に行ってしまうと引き込まれる。そうすると、大岩にぶつかるか、さらに右の岩の隙間に落ちる。ボトムにはキツいバックウォッシュが待っている。もう少し水量があれば、ベタ右のテーブル岩ブーフも可能性が出てきそう。
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カナディアンの面々に先だって一番降下。無難にクリアして後続のバックアップ。後続のOCもCCもいいルートで無事クリア。
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あとは大きな瀬が1つほどあって、テイクアウトに到着。
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テイクアウトでは上陸地点を誤り、酷い藪こぎを余儀なくさせられた。後でチェックすると、わずか30m下流側にちゃんと笹が刈られたルートがあった。次回は間違えないようにしたい(左岸の岩がちょうど尽きる所にある)。
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関西の三大ドブ川クリークの一角。土砂の濁りで水中はほとんど見えないが、臭いは微かに漂う程度。汚名返上できる日も来るかもしれない。オフシーズンの能力維持に、月イチ位でこのくらいのクリークを下りたいものだ。

【当日のデータ】
水量:島ヶ原0.82m, 岩倉0.31m
プットイン:新岩倉峡橋(岩倉峡キャンプ場)
テイクアウト:笹瀬橋
所要時間:2.5時間
距離:8.8km
高低差76m
ボート:クリークボート
グレード:3級