手取川(バードハミング~天狗橋)ダウンリバー 2018.09.01 | TM's リバーカヤック・SUP ログ

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川のカヤック、SUPの記録
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増水の僅かなピークタイムを引き当てて、極上のビッグウォーターを満喫。日本海側の河川特有の早い流れに重い濁流が加わってパワフル!  鶴来-1.69, 中島0.01m
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プットインから、いきなり強い流れが始まる。もともと流れが早い手取川。その上、急激な増水で、細かい砂の粒子が濃密に含まれた黄土色の水。地質が原因のようで、柔らかい砂岩か泥岩が激しく風化しているのが見てとれる。カヤックの窪んだデッキにみるみる砂が溜まっていく。
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水位が高く、名前のある瀬も、どれがどれなのか分からない。大きな瀬は大抵、見通しが利かず、不安に覚えたものは都度スカウティングした。
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流れはパワフルかつ早いが、滝のような落差のドロップはなく、プレイボートで十分こなせる。ルートは比較的取りやすいが、外してしまうとキーパーや、シーブになった狭い岩も無いわけではない。激しく濁って水が重いので、ホールの巻きの強さは見た目以上だ。
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ここだけはそれと判るメガネ岩と夫婦石。すごいスピードで脇を通り過ぎてから、瀬の下に取り付く。
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このあたりから少しづつ川幅が広がり、瀬の強さは徐々に緩くなってくる。
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川幅が一気に広がり、ムービングウォーターとなる。コメリが見えると程なく白山頭首工。左岸の漁道脇から上陸してポーテージが可能。水量次第で最悪の場合、コメリ前のビーチからの上陸を想定していおり、ある意味本日の核心部だったが、漁道に問題なく上陸できた。
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白山頭首工の下にコース最長の瀬がある。さらに、道の駅白山さんを過ぎると、ひとつ大きな瀬があるが、あとは広い河原を水が薄く流れている。程なく、天狗橋の手前、右岸の公園でテイクアウトとなる。
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【当日のデータ】
水量:鶴来-1.69, 中島0.01m
プットイン:バードハミング鳥越
テイクアウト:天狗橋上流右岸公園
所要時間:2.5時間
距離:11.2km
高低差:93m
グレード:3+級