今季初のキタヤマ。敢えて全ての瀬をスカウティング無しでトライ。昨年より少し易しくなっている。 小森ダム放流26t
音乗は、水面の凹凸がきつくスタンドアップを維持するのは難しい。しかし、二段目右岸の反射波が弱まるなど、昨年より易しくなった印象。回を重ねれば攻略の可能性がありそう。三段目ウエーブは、プレイできる状態までにはなっておらず残念。
上滝は、ルートが少し右寄りに変わっており、落ち口の浅い岩や中段にあった強烈なストッパーは避けられるようになった。ただし、右側からの滝状の流れが強く押して来て、かつ非常に多くの空気を含んでいるので、体勢を安定させる必要がある。
ムササビは、右岸のビーチが無くなっており、ルートが右岸寄りに。ホールは浅く、筏も通過の度に川床の岩にヒットしている。ホール下流の岩も除去不能とのことで、プレイするにはあまり適していない。
微かに期待をもって向かったけどムササビの下の瀬のウエーブは、形がもうひとつでスポット不成立。
小松Mウエーブも復活しておらず、今年は、定番コースの中ににプレイスポットは無し。
下滝上の放水口からかなり控えめな放水。下滝の上段は深さのある真ん中ルート、そこから中段を定石通り左ルートに抜け、一気に右にフェリーして下段をクリアする。見たところ中段真ん中のスロットも問題なく通過出来そうだった。
水量がやや多かったのか、小和田はウエーブに。真っ直ぐ突っ込んでもバックウオッシュに戻される事は無かったが、跳ね上がるボードから振り落とされクリア目前で落水。ウエーブはなんとかサーフィンできたので、まあまあの良型だった。
今回は田戸の長い階段かつぎ上げを避けて玉置口でテイクアウト。
梅雨の小雨で煙る幽玄な瀞峡の景観と、気の合ったメンバー。この時期にこれ以上望めない素晴らしいダウンリバーだった。
【当日のデータ】
水量:小森ダム26t、小松放水少ない
プットイン:音乗
テイクアウト:玉置口
距離:14.6km
所要時間:3.5時間
ボート:インフレータブルSUP(STARBOARD ASTRO STREAM9'6")
グレード:3級