ダウンリバーに最適な水量。瀬が多く、水深もあり、グレードはやや高め。
しかし山家を越えてからの向かい風が強烈。 和知ダム放水32t
立岩のスロープからプットイン。ゲートが閉められてはいるが、草刈りされており、手が入っている。
立岩ホールの直下の右岸よりの水中ね岩へ流れが向かい、それをかわすルート取りが難しい。フィンをヒットさせてしまい破損。
立岩は、そこ以外は問題なく、いい瀬が下段まで続く。
立岩を過ぎて300mほど進むと山家の瀬。中洲を挟み左右二つに流れが別れ、大半の水は右側に向かっている。右流には、大きな三角波が連続して、気持ちよくそれに突っ込んでいきたいところだが、竹の倒木と太い蔓が流芯に入っており、左岸ぎりぎりを恐々抜けて行くしかなく危険である。通常は中洲ポーテージ。左岸はなんとか通ることができるが、浅いうえに落差がありあまりよくない。
吊橋をくぐり鉄橋を越えると、大きな瀬。入口は浅いが流れが右に集まり、出口は強い流れでエディラインと強いボイル。しっかりコントロールしないと容易に落水させられる。
ヤナ場はシンプルにセンターが通りやすい。
ここを過ぎても瀬はいい感じで次々現れる。
生コン手前に大きなドロップは真ん中ルートで突破する。
あとは生コン過ぎまで2級が続き、ゴールの新綾部大橋が見えてくる辺りから長めの瀞場となる。
折しも日本海側は強風で、下流から吹き上がる風が、山家を過ぎたあたりから強く、風沈や上流に押し戻されるほどで、生コン手前からは、立っていることが困難な苦行のようなパドリングを余儀なくされた。
次回来るときは、風の予報のチェックが必要だ。
新綾部大橋より500m程手前左岸にもテイクアウトのポイントを見つけておいた。
【当日のデータ】
水量:和知ダム放水32t
プットイン:立岩
テイクアウト:新綾部大橋
所要時間:3時間
距離:7km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級