ゲート放流が続く和知。程よいクラス3をテンポよく下る。 和知ダムゲート放流
美山が雪融けで最適水位に。しかし現地に着くと、川では川鵜の駆除に銃を使うとのこと。そういえば、3/15からヤマメの解禁、続く鮎の放流も控え、川鵜はよほど厄介な存在となるのだろう。
膨らませたボードを積み込んで、30分ほど走って由良川へ移動。コースは先週と同じで設定。ゲート放流で水量は変わりないようだ。
今回も左岸上流側からプットインして、立岩の瀬までに流れになれるよう心掛ける。
立岩の瀬は、下段まで丹念に下見し、(泳いでしまってからの対処も含めて)よく考えたルート取りを行う。メインストリーム上、中央より左岸寄りがやはり、流れが素直に抜けていて、今回も無難に突破。
瀬が終わって左岸に見事な偉容を称えてそびえるのが立岩。クライミングのポイントで、打設されたアンカーがみられる。
流れが集まって、瀬の最後に激しいボイルやエディラインを作っている山家の吊り橋下の瀬を超えても、瀬がそこそこのグレードで続き、飽きさせない。
決して短いコースではないが、長い瀞場が比較的少なく、テンポよく瀬が現れる。
後半のメインのひとつ、やな場の瀬は、パワーはあるが、水位が高く今回はルートが広くてクリアしやすい。
そして後半最後の生コンの瀬。この川のここまでの瀬とタイプが違うため、やはり戸惑って今回も落水を喫する。
適度なスリルと課題を与えてくれる近場の貴重なゲレンデだ。
【当日のデータ】
水量:和知ダムゲート放流(少な目)
プットイン:綾部市下替地町北野
テイクアウト:綾部市下赤谷
所要時間:2時間
距離7.4km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級