パワー、流速あってスリリング。最適水量で、立岩の瀬は特にグレードが高く、コース全体としても、最後まで楽しませてくれる。 和知ダムゲート放流(少なめ)
雪融けによる増水か、ダムの工事か、連日のゲート放流。立岩のプットインのアクセスルートは一応回復したが、今回も距離が取りたくて上流からスタート。
狭い渓谷を厚みのある水が流れる。流勢に感覚を慣らしながら、立岩までの瀬をこなして行く。
立岩の瀬は、300m程ひと続きになったこのコース最大の瀬。三段に連なり、総じて右岸側にホールや隠れ岩などの障害が多くて危険度が高い。しかし、左岸寄り中央のルートを堅持すれば問題なく抜けられる。波に揉まれながらも耐えていかにルートを保つかがポイントだ。
山家の吊り橋下の瀬は、流れが集まりスピードが増す。右岸ルートを取るが、倒木に引っ掛からないように左寄りをキープ。以後も攻め甲斐のある、様々なパターンのクラス3が続く。
ゴール直前まで風の影響は少なかった。ゴール間際の生コンの瀬は、流勢の強いドロップ。流れとエディの落差に思わず落水してしまう。
このコースのダウンリバーには最適な水量で、非常に楽しめる。ビッグウォーターに慣らすには最適なフィールドだ。
【当日のデータ】
水量:和知ダムゲート放流(少な目)
プットイン:綾部市下替地町北野
テイクアウト:綾部市下赤谷
所要時間:2時間
距離7.4km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級