関西では知る人ぞ知る極上の清流。やや浅いながらもガラスのように透き通った流れはどこまでも快適で感動的。 上長井0.44m
赤木川は、南紀の大河熊野川の中流に流れ込む支流。最高の透明度を誇る清流として知られている。
通常水位では、浅すぎてSUPにはきびしいようだが、今回は週中の雨から下がって程よい水位になった。この絶好の機会を逃さず念願の赤木川にデビュー。
瀬はほとんどがザラ瀬なので、フィンヒットには万全の対策が必要。瀬のグレードは2級を越える事はない。
かといって、川幅が狭くなった瀬に、微妙に発生したエディラインやボイル、反射波、あるいは水面下ギリギリに頭を隠した岩などがあり、注意して避けるか、いっそニーリングで切り抜ける。
落ち鮎シーズンであったので、川幅一杯に杭が打たれている箇所が下った区間でも5~6箇所。漁師さんに声かけしながら、邪魔にならぬよう、手前から上陸してポーテージする。
区間中には、赤木に堰堤が一ヵ所。これもポーテージするが、この堰堤上流側のプールが非常に素晴らしい。
今回は、車1台で歩き回送したが、トンネルで距離が稼げる所もあり、景色を楽しみながら一時間のウォーキング。あるいは自転車を使うか、小口までいい時間に2本程バスもあり活用できそうだ。
【当日のデータ】
水量:上長井0.44m
プットイン:新宮市小口キャンプ場上流側スロープ
テイクアウト:椋井沈下橋左岸
距離:7.8km
ボート:インフレータブルSUP
グレード:2級
所要:2時間