ホワイトウォーター天国のベスト水量を、奥香肌峡・赤桶の2セクションで余さず満喫。 蓮ダム放水量8.94t, 田引0.41~0.37m(以前よりも15~20cm数値低め)
蓮ダム放水量は9tに満たないまでに減少したが、本流から旺盛な流量がある。
田引の堰堤を挟んで、2セクションをダウンリバすることにして、一気に2セクション目ゴールまで回送する。途中1セクション目ゴールに車を置き、スタートの森公園まで戻った。
櫛田川と蓮川が合流して、水量が一気に増した大滝。その滝の下からプットインすると、直ぐに前半最大の生コンの瀬である。バックウォッシュを縫って、なんとかルートを取り、瀬の後半に到達したが、最後は浅い岩棚となって、フィンヒットからの落水。毎度の事だがこの瀬は鬼門である。
水量が十分で前回よりもルートが広く、落差も少し抑えられていて、よりSUP向きとなっている。
早く強い流れが作る、反射波やきついエディライン、ボイルなどは相変わらずで油断は出来ない。
いつものショートコースのテイクアウトを過ぎて、先へ進む。
度々現れるプレイウェーブで遊びながら、いくつもの瀬をクリアしていく。
九十九曲を過ぎ、後半最大のドロップが現れる。最後に訪れた数年前と形はほとんど変わっていない。SUPはポーテージしたが、カヤックは3名とも降下。
ほどなく1セクション目のテイクアウト、NTTの鉄塔の瀬となる。水量次第で現れる大きなウェーブがこの瀬の目当てでもある。この日は、攻めづらいがなかなか面白いウェーブとなっていた。
ここで一旦上陸して、全てを車に積み込み、2セクション目のプットイン田引堰堤下に移動。
いつもの沈下橋から再スタート。ここの水量は田引の水位計の数値を参考にしているが、これまでの数値よりも実際の水量は明らかに多い。
1セクション目当を楽しみ過ぎたようで、予定よりも遅いスタート。ここからは、あまりエディを取らずにテンポよく下る。
この赤桶セクションは、SUPにとっては大きなドロップが、2-3ヵ所あり、いつも落水させられるが、今回の水量では、ルートも訪れた取れ、スムーズにクリアできる。
両セクションともに、カヤックも上級者が大満足するダウンリバー感満喫の好コース。SUPでは、もちろん相当なホワイトウォーター経験が必要で、楽しみつつも相変わらずチャレンジングであった。
【当日の情報】
水量:蓮ダム放水量8.94t, 田引0.41~0.37m
(以前よりも15~20cm数値低め)
蓮セクション
距離:11.3km
プットイン:森公園
テイクアウト新毛原橋下流左岸
所要時間:2.5時間
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級
赤桶セクション
距離:5.4km
プットイン:赤桶堰堤下左岸
テイクアウト:道の駅飯高駅
所要時間:1時間
ボート:インフレータブルSUP
グレード:3級