低水位だが存分にダウンリバーが楽しんだ。大滝はイヤラシくなる寸前という感じで階段状になっていたが無事クリア。 島ヶ原0.73-欠測、岩倉0.29-欠測m
雨の土曜日をやり過ごし、せっかく1日待ったにも関わらず降水量はどこも中途半端。由良、保津、ナラヨシのド定番もつまらないと、各地の水量を検索していると、何とかこの川はイケそう。面倒だが大きなクリークボートを積み込んで現地へ。前2回と同じく岩倉峡公園からプットイン。
風化した花崗岩が激しく侵食されて、素晴らしい渓谷を作り出している。
水深不足でボトムを擦る瀬が多く、島ヶ原0.8m台と比べるとパワーはやはり劣るが、コンスタントに落差があるクラス3があり、心地よい。
中でも落差が大きなドロップの瀬を2つほど過ぎ、島ヶ原温泉の緑の屋根が見えてくる。
そこを通り過ぎた後にある鯛ケ瀬峡が、このコース第2位の瀬。長い瀬で、水量が多ければパワーとスピードがありて楽しいのだが、この水量では非常にアッサリ。かつての石切場だった証のクサビの跡が巨岩に残っている。
この先、一旦フラットになり集落の中を流れる。向かい風に抗いつつパドリングする。昨日の春の嵐と真逆で冬型で風も強いが、陽が出ると暖かく、もう春は目の前である。
再び巨大な花崗岩の渓谷に入る。入り口が核心部にそっくりなニセ核心部があるが、そこは大したことはない。
次の核心部は、スカウティング必要。プレイボートならここはポーテージ推奨だ。
前2回よりも水量が少ないせいで、大滝は階段状になっている。
ルートはやはり左。前2回と同じく真ん中から入り、左ベタにルートを変えて狭い流れを通ってメインドロップに進入。階段2段目は見かけよりはるかにスムーズに降りられた。3段目落ち口の真ん中にある黒い岩を狙って行ったが、強い流れに抗えず、左寄りのままドロップの下まで落ちる。正面の岩にボトムがヒットしてしまったが、まあ無事にクリアできた。
あとはいくつかある瀬の中に、良さげなウェーブ、ホールがありテイクアウトとなる。
【当日のデータ】
水量:島ヶ原0.73-欠測、岩倉0.29-欠測m
プットイン:新岩倉峡橋(岩倉峡キャンプ場)
テイクアウト:笹瀬橋
所要時間:2時間
距離:8.6km
高低差39m
ボート:クリークボート
グレード:3級