下ってよし、遊んでよし。水量が激しく変化する中、ピンポイントで引き当てたベストコンディション。 蓮ダム放流30.03-14.08t, 田引0.91-0.60m降り続く雨。大増水から急下降に転じたダム放流による水量の変化への対応と、なによりも好みで赤桶セクションを選択。はじめて櫛田川を下る同行者と、弁天の瀬を含めた下り応えのあるロングコース。
コース前半から中盤にかけてドロップが水を被って大きな瀬になったものが3~4箇所ある。そして核心は、もちろん最後半の弁天の瀬。
途中、3つの沈下橋を通る。1つ目はプットイン直後で、これは高さがありそのまま通過。2つ目の道の駅手前は隙間が50cmもなく、3つ目の弁天の手前は、微妙に水を被って、ウェーブ状になっている。これら2つともポーテージ。
その他に特にポーテージやスカウティングの必要がある箇所はないが、弁天は楽しみのためにスカウティング。
いい形に立ち上がった道の駅ホールやモナホールで散々遊んだあとで、ようやく弁天に到着。
弁天ホール水量なのか川岸に変化があったのか、途中までしか見られず、200mほどの長い瀬を上段と下段に分けて、上段を下ったあと、最後のビッグホール手前のエディに入ることにする。セオリーに従わず真っ直ぐ下ろうとしたため、大波のバックウォッシュに負けて落水。担ぎ上げて2本目はセオリー通り右岸側の大岩エディを経由して大波を避けてクリア。エディに入ると、ルートが見通せる。いつものように右岸側のルートを通ってクリア、したかに思ったが、ボトムの荒れた水面でお約束通り落水。悔しい結果となった。
ここからテイクアウトまでは、穏やかな流れ。これだけ水量があれば苦もなく流れが運んでくれて、充実のダウンリバーは終了となった。
【当日のデータ】
水量:蓮ダム放流30.03-14.08t, 田引0.91-0.60m
プットイン:赤桶堰堤下左岸
テイクアウト:向粥見のスロープ
所要時間:3時間
距離:約14.6km
ボート:STARBOARD RIVER 9'6"
グレード:3級