自分のオタク遍歴において、このアメーバのアカウントを作るきっかけともなった肝心の存在を忘れていた。というよりこれについては独立してブログを書かなくてはと思っていた。
高校生時代から私の青春を捧げたと言っても過言ではない「ボーイフレンド(仮)」である。
具体的にいつから始めたのかは忘れてしまったが、やはりきっかけは入野自由さんで、2017年の冬、当時高校1年生でリズムゲーム「ボーイフレンド(仮)きらめき☆ノート」をやり始め、アメーバで展開されている本家「ボーイフレンド(仮)」もやり込んだといった具合だ。
だが、きっかけとなったリズムゲーム(通称ボイきら)の方は2019年6月24日をもってサービスを終了してしまい、本家「ボイフレ」の方も2017年3月をもってイベントを終了し、現在はストーリーや新規カードの更新もない、いわば植物状態になっている。
本家を始めて数か月でイベントが終了してしまったため、私が参加したイベントはたった3つ。
しかも当時は新規に毛が生えた程度だったためイベント終了の重大さすら私は理解できていなかった。
そして更新が途絶え、半年に一度ぐらい私はイベント再開を願うようになる・・・。
悲しい現状ばかり話しても仕方がないので、ここからはその魅力について。
まず、何より声優陣が豪華である。
私がこのゲームに巡り合うきっかけとなった入野自由さんは、所謂「乙女ゲーム」への出演が少ない声優の一人である。
もちろん「神々の悪戯」シリーズや「ネオ アンジェリーク」シリーズなどの作品はあるものの、私がハマっていた、スマホやPCなどで展開されている基本無料の女性向けソーシャルゲームへの出演はほぼ無いのではないかと思う。
その他にも山寺宏一さんや関智一さん、石田彰さんなどとにかく豪華な声優陣がそろっている。それはもうこの豪華さが逆に今の状況を生んでしまったのではないかと邪推してしまうほどに・・・。
そんな豪華な声優陣が歌うキャラクターソングも良質なものが多いので是非聞いてみてほしい。
そしてこのボイフレ一番の魅力は、「実際にいなさそうでいそうな、でもやっぱりいなさそうなキャラクター設定」にあると私は考えている。
このゲームにはメインキャラだけでも幼馴染から先生まで総勢45人が登場し、それぞれが強い個性を持っている。
ここでは私を狂わせた3人を具体例として挙げてみよう。
まずは原点となった奥結望(おくゆい・のぞみ)(CV入野自由)だ。
公式のキャッチコピーの「料理じょうずの甘えんぼう」の通り、プロレベルの料理の才能を持ちながらも料理以外はポンコツ、そして根っからの末っ子気質という愛らしい人物設定となっている。
次に壬生虎冴(みぶ・たいが)(CV柿原徹也)。
公式キャッチコピーは「明るくアクティブなBMXプロライダー」。「藤城四天王」と呼ばれる裕福な家庭に生まれた眉目秀麗な幼馴染四人組の一人でありながらもフレンドリーで、BMXをプロとして乗りこなす非常にアクティブな人物だ。
そして桃越ハル(ももこし・はる)(CV鈴村健一)。
「プレイボーイな寂しがり屋さん」という公式キャッチコピーの通り、クラブ通いが趣味のチャラ男で、人肌を求め男女問わず抱きつく癖を持つ。女性向けゲームに一人はいる人たらしであある。
とこのように非常に見た目も中身も名前も個性豊かなキャラクターがそろっており、必ず「推し」が見つかる・・・というのはあまりにも使い古された常套句だが、本当にその通りなのだからこう言う他ない。
そしてこのキャラクター紹介を読むだけだと「こんなん現実におらんやろw」といった感想を抱かれて当然なのだが、カードを集めストーリーを追うごとに、「あれ、どこかいそうだな」という言動も現れてくるのである。
先に述べたように、現実と非現実が折衷した絶妙なキャラメイクが、ボイフレ最大の魅力であると私は感じている。
そもそもこんな乙女ゲームをやるオタク層なんていうのは(自分も含め)大概実際の恋愛はうまくいっていないのである。
非現実的な側面でオタクが「恋愛できない」という現実から逃避しながら、程よいリアリティで感情移入できる、まさに最高のバランスでボイフレのキャラクターは生きているのだ。
受験を経て、長い間このボイフレからも離れていたのだが、久しぶりにこの夏休みの暇つぶしに出戻ってみると、こんな長文を書いてしまうほどには熱を取り戻していた。
ボイフレという私の青春を閉じ込めた化石は、まだしばらく私の心を掴んで離してはくれないようだ。