未夢さんの小悪魔ライン | 読み込み中につきしばらくお待ち下さい。

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創作活動に関する記録が中心ですが、関連する趣味全般の事も合わせてつらつらと書いていこうと思います。

東京女子流の山邊未夢さん庄司芽生さんがお届けするNack5のラジオ番組「MMちゃんねる」最終回を聴き終え、最後の最後までリスナーに厳しい山邊さんのブレのないスタンスに『兄貴』というあだ名を贈るべきではないだろうか、なんて考えておりました。


話は変わり、東京女子流を題材にした(個人的には)大作の「Five Stars」を作るきっかけについて。


私の作品をギャラリー形式でアップしているimgurの方に「Five Stars : descriptions for elements」というタイトルでこの作品の背景を既に集約済みなんですが、ブログ上ではもう少し手前の「制作のきっかけ」の話から記録したいと思います。



imgurの方では中江友梨さんのパートがこの作品のトータルイメージに強く影響を与えている、と書いています。それは事実なんですが、制作の強い動機付けになった要素を根こそぎ脳内から引っ張り出して来たら、↓こんなんが出ました。



”山邊未夢さんの自画撮りはセンスが良過ぎて惚れ惚れする。これをロイ・リキテンシュタインのタッチで仕上げたいけど、ちょっと安直かな。”


”最近発売された「YAWARA!完全版」の描き下ろし表紙が素晴らし過ぎる。浦沢直樹が東京女子流の5人を描いてくれたら、原画買い取ります。”




という事で、コミックタッチに仕上げる構想、山邊未夢さんのとある自画撮りをモチーフにしよう、という構想がスタートラインに置かれました。

ただし、ただコミック調に輪郭線を引いて終わりという単純なものにはしたくない。もっとトータルデザインをクールにしたい、と考えていた所、中江友梨さんのとある写真が目に留まり、そこでコンセプトとトータルデザインが固まった、という訳です。

ただ、そこでやはり自分の中で課題を出しまして「それぞれのメンバーのキャラクターに合わせてタッチを微妙に変える事」「それを最終的にまとめて統一感を出す事」というお題を抱えながら制作を開始しました。

自分的には「素材写真とのジャムセッション」という感覚でしたね。

山邊未夢さんについては、「ロイ・リキテンシュタイン的トリミング」「浦沢直樹的線描」というお題を自分に与えて、試行錯誤を繰り返しながら「何を引き出したら山邊さんのイメージが爆発するか」を探りました。

で、ある線を一本引いた瞬間に「小悪魔が見えた!」という脳内爆発が生じまして←誰か病院を紹介して下さい

こんな感じに進捗した訳です↓

未夢さん制作プロセス


細か過ぎて伝わらないかも知れませんが、3枚目の画像の左目のまつ毛のラインを引いた瞬間に自分の中で方向性が定まったのを憶えています。

実際に最終的な作品に組み込んだ山邊さんはもっときつくトリミングしており、よりリキテンシュタイン的な仕上げになっています。



書いていて「誰がこんなものを読むんだろう」と不安になってきましたが、こういう趣旨のブログなので仕方ありません、ご容赦下さい