#2-1《この素晴らしい現代に爆裂を!》

その1


※注意※

この作品は、アニメ「このすば」を見た主の妄想を書き起こしたものです。

・本編との直接的な関係はありません。

・この作品はアニメ版第1期全10話+OVA版までの設定を元に書いています。

・この作品には主の妄想による追加設定、オリジナルキャクターが登場してきます。苦手な方は読むのを控えるのを推奨いたします

・この作品はフィクションであり、実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません


それでもよろしければ、どうぞお楽しみください。





《この楽しい休日でお出かけを》

その1



「あー…っ疲れた〜…」



それはある日の週末の夜。

俺がバイトから帰り、夕食を食べ風呂に入って疲れた身体をベッドに沈め一息ついていた時だった。



(カズマぁ〜…起きてますか〜?)



ッコンコン、とドアをノックする音と共にめぐみんの声が聞こえる。

ここ数日、夜になるとめぐみんは決まって俺の部屋に訪れる。



「あぁ、開いてるよ。

もしかしてまた《アレ》か?」


「あ、失礼しますね。

えと、…はい。

その…、我慢できなくて…

お願い…できますか?」



ドアの前でパジャマ姿のめぐみんがモジモジとしながら俺に頼んでくる。

疲れてはいるが、めぐみんも最近溜まっているのも理解している俺はその頼みを受ける。



「いいぞ。

ただし、俺は手加減が苦手だ。

途中で泣いても知らないからな?」


「大丈夫です。

私も強めの方が…好きですから///」



さて、今日も長い夜になりそうだ。










「か、カズマ…、

今日のカズマは…いつもより、『激しい』ですね…」


「は?そうか?

いつも…っん、こんなもんだろっ?!」


「あぁ?!そんな…!?

そんな所…ダメですよ!?

それにそんなに『大きい』の…ヤバイです!?」


「平気だって、別に死ぬわけじゃないんだからっ!」


「い、いけません!

な…なら、こっちは…こうです!」


「な?!コラっ!」



あまりの激しさに二人は額から一滴の汗が滴る。

そしてそこでめぐみんが一気に動く。
















「フハハハハハぁぁぁ!!

カズマ討ち取ったりぃぃぃい!!」


「だぁぁ!?こいつ汚ねぇ?!

『ドクロ』押し付けてくんじゃねぇよぉ!!」



カチカチとコントローラーを激しく操作する音が響く。



「フッフッフッ…『髑髏』は我ら紅魔族を勝利に導いているのです!!

さぁ!このまま取り囲んであげますよ!!」


「ッヘ!

んな事くらい読めてんだy…

っなぁーー?!

『ドクロ』で鈍足になったぁぁぁあ?!!」



テレビから ボーーン! と言う爆音が流れると同時に勝利画面が出てくる。

勝利したのはめぐみんの操作していた赤いキャラクターだ。


「ふふ〜ん♪

ようやくカズマを討伐することが出来ましたよぉ〜♫」


「っく?!

   コイツ…」



そう、めぐみんは日本に来てから禁止をされていた《1日1爆裂》の代わりに、

最近俺が買ってきた中古のゲームソフト『爆裂!ボンバー野郎46』に嵌っていたのだ。

そして一人プレイでは物足りず対戦相手として俺に対戦を挑んできていたというわけだ。



変な期待をした奴、ざまーwww



…しかしアクアといいコイツといい、俺に不幸を押し付ける事に関しては類い稀なる才能を持っていやがる!

自慢じゃないが巷じゃ『ゲームマスターカズマ』と呼ばれた俺がたかが数日しかやっていない素人に負けるとは…不覚!!


しかも…



「フッフッフッ、カズマ。

今回は『買った方が負けた方に一つ命令が出来る』件、忘れてはいないでしょうね?w」



賭け事をした時に限って負けてしまうとは…

賭けを申し出してきたのはめぐみんの方からだ、もしかしたら最初からコイツは俺が『ドクロ』で事故死するのを狙っていたのだろう。


一体どんな無理難題を言ってくる気だ…?!



「あ、あぁ!

男に二言はない!

…が、『お小遣いください』とか『ブランド物のバッグを買ってください』とか直接的なのは無しだからな?!

ちゃんと定期的に小遣いやってんだしな?!」


「な?!言いませんよそんな事!?

それにお小遣いは無駄遣いせずにちゃんと貯めていますよ!」



…ちゃんと貯めてる…か。

てっきり買い食いとかして使い切ってるのかと思っていたから少し関心した。

ならどんなこと要求してくるんだ?



「え…と、ですね。

か、カズマは今週の日曜は空いてます…か?」


「お?…おぅ」


「で、では

その日少し…付き合って貰えますか…?」


「…え?」


手を重ね親指同士をクルクル回しながら、少し顔を俯かせ上目使いでこちらを見て恥ずかしそうにめぐみんは言う。

こっちも釣られて恥ずかしくなってくる。



「あ、あぁ。

それだけでいいのか?

別に一緒に出かけるくらいいつもの事だろう?」


「…良いですか?!

ちゃんと言う事守ってくださいね!

今週の日曜ですからね!?」



ッバタン!っとそう言ってドアを閉め逃げるように部屋を出て行った。

一体何だってんだ?

まぁ無茶なことを言われるよりマシか。



「ふ、ふあぁぁぁ…」



ゲームをしていて気づかなかったが時刻はすでに深夜0時。

バイトの疲れが今更になって思い出すかのように眠気が出てきた。



「…寝るか」



日曜…か。



続く