明日は、藤原基央さんの誕生日です。


一日早いけど、おめでとうございます


あなたがこの世に性を持って生まれてきてくれたことが、

あなたがこの世界で歌を唄ってくれることが、

僕の幸せです。


生まれてきてくれてありがとう。


これは藤原さんのお母さんに言うべきかな。


お母さん、ありがとうございます。


きっと何万人もの人間がそう思っていると思うんだ。


きっと運命なんだよね。

4月12日に生まれてくることは。


本当にうれしいです。

自分の誕生日くらい、いや、それ以上うれしいです。


明日は最高の日になるね。



陰日向に咲く


昨日、劇団ひとりさんの小説、「陰日向に咲く」を読みました。

前々から、劇団ひとりさんに興味を持ってたんで、買いました。

内容的には短編集になっているのですが、すべての短編集が一人の人物と繋がっていて、

とても面白いです。表現は「本当に芸人か?」と思ってしまうほど。

でも話的には、芸人ならではのセンスがあったと思います。







opening


とてもやさしくて、懐かしい記憶を思い出す。

でもその記憶は僕のものじゃなくて、作り上げた理想に過ぎないけど。

ボロボロの帽子に茶色ばかりのものを着ている人。

片手にはこれまたボロボロで分厚い本を抱えている。

真っ白い空間の中で、一人で泣いている人と出会うんだ。

「お訪ねします。この辺りでついさっき、涙の落ちる音が聴こえた気がして

駆けつけたんだけど・・・誰の涙かな?そういや君はずいぶん赤い眼をしているね」

返事はなかった。

「ええと・・うん、そうだ!!いくつかの物語をプレゼントしてあげる

ちゃんと読んでおくこと、いいね?それじゃまた後で」

ボロボロの分厚い本を「君」に差し出した。


こんな風景を思い浮かべた。それは決して新しい記憶ではなかった。

涙が出るほどやさしくて、眠たくなるように懐かしい【何か】だった。


実は、この本は白紙なんだ。

【君】がひらいた瞬間、物語が描かれるよ。

たくさんの人に渡したものだから、少しボロボロになってしまったね。とその人は言う。

僕はこれからまた旅に出る。

でも必ず戻ってくるから それまでにちゃんとこのいくつかの物語を読んでおくこと、いいね?

じゃあ、また後で・・・



きっと物語の内容は
  1. グングニル
  2. ベストピクチャー
  3. 続・くだらない唄
  4. LAMP
  5. K
  6. リリィ
  7. Ever lasting lie
  8. グロリアスレボリューション

だね。笑

そうに違いないと思う。

彼は・・ラフメイカーかな?

やさしい物語をありがとう。


じゃあ、続きはまたあとで。