そうそう、隣の悪霊の話を残しておこう。

隣のベットの人のことで名前を見る限り中国人である。言葉は普通に日本語。
こいつはものすごく苦しそうに唸るのである。きっと大変な病気なんだろうなと思っていた。外のプレートには消内(消化器内科)と記載されている。
いや・・・しかし・・・限度ってものがあるだろ。まずは無呼吸症候群のいびき(大)→ストップして3~40秒→いびき(がっがっ)→うえあ~~~と叫ぶ。それとしゃっくりの大連発。それを繰り返して疲れると、あ~~~あ~~~と唸る。ほかにも独り言風に何やら話す。

ちょうど入院初夜、パラノーマルアクティビティ4(ホラー映画ね)を見るのを楽しみにしていた。悪霊は見始めて少し経ったときに本領をみせたのだ!(川口浩探検隊風に)。横でこれやられると恐怖が3倍に跳ね上がるのだよ。くる?くる?と思う静かなシーンで「うえあ~~~」だよ。ありえないタイミングだからこえーんよ。

次の日の昼、急にベットが空になった。おお!退院したのか!しかしあんなに苦しそうなのに大丈夫なのか?と心配にもなったけど、まあ静かな方がいいから良かったと思った。もう去ったものと思っていた。
しかーーーし!その次の日、なぜか戻ってきた。そして主治医と思われる人とCTのこととか入院のこととか決まってないのに戻ってきた感じ。この夜もホラーDVD5枚消化するため、またしても普通より怖く感じながら見ることが出来た。普通に見たかったような気もする。

手術当日のことは覚えてないが次の日、奥様がやってきた。隣で喧嘩している。奥様は先生の話を良く聞いてと言っているが本人はいいんだよなんて言っている。小伝馬町の病院へ手紙書くとかガンだったらとかCT検査の日程決めてほしいとかなんやらかんやら。奥様帰った後も主治医と同じことで言われている。いったいなんなんだ?同じ4人部屋の方たちはうるさくないのか?看護師さんの中で問題になっているに違いないが聞けない。ただ、夜は辛いのです。
とは言ったものの、昨日の夜は非常に静かだった。俺が熟睡していたからか?今日も気配が無いくらい音がしない。静かであることは問題ないからこのままでお願いします。

という俺も退院日がまだわからない。今日は朝から下痢がひどかった。夜やっとまともに食べれたよ。明日は入院グッズでも紹介しようかな。