あいとゆうきのほんや(本屋) -148ページ目

あいとゆうきのほんや(本屋)

好きなことを何でも語り合う場~Tell me your something favorite~

タオルをたたんでいると
繊維が指に引っ掛かる
じっと手を見る

油分が少ない
がっさがさのてのひら
手の甲を見ると
ところどころ切れて
赤くなっている

妙に懐かしい
この手
そうだ
お母さんの手だ

冷たい布団の中で
私の小さな足を包んでくれた
かさかさの手
肌触りは良くないんだけど
温かさに抱かれて
いつの間にか眠ってしまっていた

こんな私でもそれなりに
書いては、切り、洗っては、掴んでいるんだな

何はなくとも
この手が教えてくれる
今の私がいる証

お母さん、ありがとう
そして71歳のお誕生日、おめでとう