この野菜、アセルガって言います。

 

これ、日本にないですよね?

私は食べたことなかったです。

 

ほうれん草みたいに灰汁がなくて、味がやさしくて何の付け合わせ

にでもなれる野菜。

茹でてオリーブオイルと和えてよく食べました、冬の間。

 

春が近づくにつれて、八百屋さんのアセルガがだんだん小ぶりに

なり、少量で値段も高くなり……ついに市場かが消えてしまいそう

です。

 

スペイン人はこのアセルガをあまり好きじゃない人が多いみたい

です。

味が少ないっていうのが、つまらないみたいで。

人の性格もそういう嗜好かもしれません。

 

ティエネ・カラクテル。

 

って、気が強い人のことを言いますが、直訳するとキャラクターが

ある。

大人しい人にもそれぞれ個性ってありますが。

あ、大人しい人のことをアセルガみたいっていうんだったような。

 

おいしいがな、アセルガ。