あるお天気のいい日。

 

青空市がたって、その一角に巨大パエリャの屋台も。

この黄色、まさか高級食材のサフランを使っているとは思えないので

食品用の色素だと思いますが、なんかおいしそう。

大きなエビも乗ってます。

 

スペインでは伝統的に木曜日がパエリャの日ということになっています。

 

普段パエリャをメニューにおいていない、バルの定食の1品目、もしくは

2品目にパエリャが入るのが木曜日。

 

なぜ木曜日かというと。

 

家事お手伝いさんが木曜日お休み、という習慣があったからだとか。

水曜の晩に用意をしておいて、木曜日はお米を入れて炊くだけにし

ていたそうです。

なので、パエリャでなくても前日に調理しておいて、当日は温めればい

いだけの煮物を木曜日に食べることが多かったらしいです。

 

パエリャ、おいしいですからね。

お手伝いさんはお休みがとれて嬉しいし、家の人もパエリャの日で嬉し

い人が多かったかもしれません。

 

ちなみに家で食べる場合は、木曜日パエリャの習慣を守っているとこ

ろは、都会では少ないかも。

やっぱり家族みんなが集まって食べる週末になることが多いようです。