食前酒というと、ベルムーと呼ばれるワインを香草に漬けた
甘いお酒。
人によっては氷やガス入りの水と割って飲みます。
これとポテトチップスや、イワシの酢漬けとかオリーブとかを
つまみつつ、お食事前の腹ごなし、となります。
とはいえスペイン人がいつもこんなにのんびり食べることに
時間を費やしているかというと、そうではありません。
これは、週末とかちょっと特別なとき。
これ、ちょっと言っとかないと。
スペイン人の名誉のために。
昼休み、そんなにたっぷりある人いないので。
さて、話しがそれてしまいましたが、ベルムー以外にも食前酒
はあります。
バルセロナでは飲まれませんが、北部のナバーラで生産され
て飲まれるというお酒、パチャラン。
これはアニス酒がベースのブルーベリーみたいなベリーのお
酒。
甘くておいしい。
のですが、スペインでは、
質の悪いパチャランほどひどいものはない。
と言われます。
二日酔いがひどいものになるのだそうです。
日本にも何かこんなことわざ?ないのかな。