昨年だったかな、東京で発行されているタウン誌に世界の和食
事情というコーナーがあって、小さな記事を書かせてもらったの
でした。
そのときに、今、若い料理人さんで日本料理の世界に入る人が
減っている、と聞きました。
そのコーナーはそんななか和食を盛り上げようと提案されたテー
マなのだとか。
私は日本料理の世界はよく知りません。
でもよく聞くのは、いろいろ説明してアドバイスをもらうのではな
くて、師匠を見て学べ。
10年は修行期間がいるとか。
ですよね?
その世界で頑張っている若い人たち(若くなくてもですが)は心か
ら応援しています。
何をするというわけでもないのですが。
日本料理のシェフなんて、海外では引っ張りだこな存在です。この
前行った店でも日本料理のシェフが現地の料理人たちに寿司の
握り方を教えてた!
素人の私でも、握り方が甘い…とか分かるわけです。
現地の料理人のやり方では。
日本料理は海外でとってもとっても人気で、その人気は衰えない
と私は思います。
もはやアートな領域。
修行の毎日がある世界は、広くないかもしれません。
でも大きな世界がいつでも広がっています。
あなたが活躍できる場かもしれない!
スペインでは、フェラン・アドリアが若い人たちに希望を与えたと
思います。
勉強ができなくて、特にやりたいこともなく厨房に入った若い人た
ちに、料理、という手に職で行きたい場所に行けて、住める。あわ
よくばがっつり稼げる。
って教えてくれました。
ほんといいことしてくれました。
頑張れ、料理人のみなさん。